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イベント情報

メガリスク型災害研究ステーション・福島大学うつくしまふくしま未来支援センター共催シンポジウム「福島の復興の課題と研究者の役割」【3月17日開催】

2014年02月28日

2011年3月11日に東日本大震災が発災し、そろそろ3年が経過しようとしています。これまでのわが国の災害の経験から、発災後3年以降は徐々に災害に関する意識が低くなりますが、被災地の人々にとって苦悩が始まるとともに、様々な問題が新しく発生することが知られています。

一方、本学では災害研究に関して福島大学と協定を結び、研究者としての復興支援に取り組んでいます。しかし、遠隔地であるため情報が少なく、被災地でどのような研究ニーズがあるのか把握することが困難な状況です。

そこで、本学メガリスク型災害研究ステーション、福島大学・うつくしまふくしま未来支援センターとの共催シンポジウムを開催し、福島県内で復興に取り組む福島大学関係者に、復興の課題と研究者の役割についてご講演いただきます。さらに、本学の教員、学生だけではなく、関連学協会に広く周知し、学外からの参加者も含めて、災害研究の展望について議論を行います。

日時 2014年3月17日(月曜日) 13時00分から17時00分
場所 東3号館(総合研究棟)306号室
テーマ 福島の復興の課題と研究者の役割
プログラム 13時00分から
13時10分
開会挨拶
三橋 渉(理事(研究戦略担当))
13時10分から
13時20分
趣旨説明
山本 佳世子(メガリスク型災害研究ステーション長、大学院情報システム学研究科 准教授)
13時20分から
14時10分
基調講演
「原災地ふくしまの復興と研究者の役割─研究フィールドから支援フィールドへの転換を求めて─」
山川 充夫 氏(帝京大学経済学部 教授、福島大学 客員(特命)教授)
14時10分から
14時50分
講演1
「除染と復興と帰還と移住」
川崎 興太 氏(福島大学共生システム理工学類 准教授)
14時50分から
15時00分
休憩
15時00分から
15時40分
講演2
「原発事故・風評問題による福島県農業への影響と復興課題」
小山 良太 氏(福島大学経済経営学類 准教授)
15時40分から
16時20分
講演3
「マクロバランスと除染集約型復興政策」
藤本 典嗣 氏(福島大学共生システム理工学類 准教授)
16時20分から
16時40分
総合討論
16時40分から
17時00分
総括・閉会挨拶
水戸 和幸(大学院情報理工学研究科 准教授)
お問い合わせ・お申し込み

山本 佳世子
大学院情報システム学研究科 社会知能情報学専攻 准教授
メールアドレス: k-yamamoto@is.uec.ac.jp