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イベント情報

【報告】多摩地区合同コロキウム

2014年03月14日

2014年3月8日、9日の2日間にわたって、多摩地区合同コロキウムが開催されました。このコロキウムは、学科・大学を超えて異分野間の交流を深めることを目的とし、学生を代表する学生委員を中心に企画・立案したイベントを盛り込んで実施する合宿形式の交流イベントです。研究を広く知ってもらうため、研究室所属の学部4年生や大学院生だけでなく、学部2〜3年生にも積極的に参加してもらいました。今年度は、電通大から教員12名、学生41名、東京農工大から教員9名、学生44名が参加し、1泊2日の日程で八王子セミナーハウスにて開催されました。

コロキウム初日には「研究室屋台村」と称して、学生自身が、自分の行っている研究を異分野の学生にもわかりやすく紹介するポスター形式の研究発表会を行いました。学会発表とは異なり、研究サンプルやデモ実験、スライドショーなどによる創意工夫を凝らしたプレゼンに、学生だけでなく、異分野の教員も大変熱心に耳を傾けていました。会場アンケートの結果をもとに、参加した27研究室の中から特に優秀なプレゼンを行った3研究室には2日目の表彰式にて、優秀賞が授与されました。

研究室屋台村の様子1
研究室屋台村の様子2
屋台村表彰式

コロキウム2日目には、科学雑誌「Newton」編集長の水谷仁氏に「科学をする心を育てる」というタイトルで講演をして頂きました。科学を知る・学ぶ・興味を持つことの大切さから、興味深い科学の事例、科学の果たす役割などをわかりやすく講演して頂きました。講演後の学生からの多くの質問に対しても、大変親身かつ丁寧に回答して頂き、参加者にとっても大変有意義な講演会となりました。

講演会の様子1
科学雑誌「Newton」編集長 水谷氏
参加全員での集合写真

【コロキウム学生委員】
電通大:池田佳奈美,伊藤公人,清水恵理奈,長嶺和慶,源大和
農工大:浅川賢史,安倍弘喜,伊東駿,根岸里奈,本松譲,安井幸輝

【コロキウム担当教員】
電通大:米田仁紀,桂川眞幸,中村信行,松浦基晴,渡邊恵理子
農工大:養生田正文,三沢和彦,櫻井香里,富永洋一,村山能宏