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イベント情報

イノベーション・ジャパン2014~大学見本市&ビジネスマッチング~出展【9月11日、12日開催】

2014年08月12日

我が国の産学連携を強力に推進するための、国内最大規模の産学マッチングの場である「イノベーション・ジャパン2014~大学見本市&ビジネスマッチング~」が9月11日(木曜日)、12日(金曜日)に開催されます。
本学からの出展内容は以下の通りですので、ご来場の際にはぜひお立ち寄り下さい。

日時 9月11日(木曜日) 9時30分から17時30分
9月12日(金曜日) 10時00分から17時00分
会場 東京ビッグサイト(東京国際展示場)東1ホール
入場料 無料

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■情報理工学研究科 先進理工学専攻 准教授 範 公可
「データ検索を100万倍以上高速にするDBPプロセッサー」
【出展分野】情報通信 【出展ゾーン】大学見本市 【展示会小間番号】I-11
【プレゼンテーション】JP0541 9月11日(木曜日) 15時15分

<技術の概要>
CPU、GPU、DSPなどの従来型プロセッサーにとってメモリ上の情報を探し出す処理つまり検索、照合、認識などの負担は極めて大きなものです。従って現在のコンピュータが誕生以来従来型プロセッサーの負担を軽減するための利用技術でこの弱点を補ってきました。従来型プロセッサーの処理速度が限界に達した今日、より高速、より精度よく検索、照合、認識などを実現するための新しいハードウエアアーキテクチャが不可欠です。このような背景から筆者らは、探し出す情報を記憶したメモリ自身が情報探しをする、全く新しい発想のハードウエアアルゴリズムのメモリ型コンピューティングを提案してきました。この技術はビッグデータへの実用化の見通しを得ました。

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■情報システム学研究科 情報メディアシステム学専攻 准教授 野嶋 琢也
「Hairlytop Interface:毛をモチーフにした柔らかいインタフェース」
【出展分野】情報通信  【出展ゾーン】大学見本市 【展示会小間番号】I-12
【プレゼンテーション】JP055I 9月11日(木曜日) 15時20分

<技術の概要>
Hairlytop Interfaceは形状記憶合金(SMA)を使った、細く柔軟なアクチュエータの集合体です。 各アクチュエータは、SMA入りの細いシリコンチューブの毛状部分と、小型駆動回路から構成されており、毛状部分の柔らかな、生き物らしい動きが特徴となっています。毛状部分の直径は約3mm、重さは約1g/本と細く軽量であり、1本1本に光センサが搭載され、光の強弱を通じた独立動作制御が可能です。その利用方法としては、1.多様な人工物にふわふわの毛皮や尻尾として実装し、その動作を通じて雰囲気や感情を表現するEmotional Media、2.舞台の床や壁面をHairlytop Interfaceで敷き詰め、その全体の動きを制御することで雰囲気を創りあげる物理特殊効果のための装置といったものが想定されます。

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