ここから本文です

イベント情報

第105回研究開発セミナー【9月1日開催】

2016年08月05日

学校で学ばなくても、人は母国語を話すようになります。一方クイズチャンピオンになった計算機ですが、言葉をひとりでに話すようにはなりません。人の能力には、驚かされるばかりです。では、外国語の学びはどうでしょうか? 人間は非常に苦労します。インバウンドの外国人が日本に押し寄せ、様々な外国語のおもてなしが必要ですが、人手による対応は限界があります。母国語の学びでは人間にかなわなかった計算機ですが、このような多言語翻訳を徐々に実用レベルで実現できるようになってきました。 本セミナーでは、言語にフォーカスして、まず人間の学びと計算機の学びの特徴を振り返ります。その上で、計算機の学びが実用化を期待されている、多言語翻訳のしくみと、その応用の現状についてデモを交えながらご紹介します。

言語の学びと自動化への取り組み
-母国語を人が学ぶしくみ、機会に学ばせるしくみ、多言語翻訳技術の現状と応用-
日時 2016年9月1日(木)13:00~15:20
場所 東7号館(産学官連携センター)4階
主催 産学官連携センター
産学官連携支援部門
共催 産学官連携センター事業協力会
後援 一般社団法人 目黒会(電気通信大学同窓会)
定員 50名
参加費 3,000円 (資料代、飲み物代を含む)
電気通信大学産学官連携センター事業協力会会員、学内教職員および学生は無料
プログラム
1. 開会挨拶
田村 元紀(産学官連携センター 副センター長)
2. 人間はどのように母国語を学ぶのか?
南 泰浩(大学院情報理工学研究科 教授)
3. 計算機が学ぶ仕組み ~機械学習と人工知能~
松井 知子 氏(統計数理研究所 教授)
4. 言葉の翻訳の仕組み
隅田 英一郎 氏(NICT先進的音声翻訳研究開発推進センター 副センター長)
5. 音声翻訳システムの応用
菅谷 史昭 氏(KDDI研究所 イノベーションセンター 研究マネージャー)
企画/司会 菅谷 史昭(産学官連携センター客員教授)
お申し込み 参加ご希望の方は、以下の申し込みフォームからお申し込みください。
または、御氏名、ご連絡先をご記入の上、ファックスにて産学官連携センター研究開発セミナー担当までお申し込み下さい。
ファックス番号:042-490-5727