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イベント情報

高校生・受験生のための模擬授業 ~都民の日に「3つの類」の授業を体験しよう~ 【10月1日開催】

2016年08月25日

模擬授業

平成28年10月1日(土曜日)

第1限:14時00分から14時50分

太陽光発電の基礎と新展開 *ナノメートルの粒でパワー・アップ!

講師
  • (新しいウィンドウが開きます)

    山口浩一 教授(Ⅲ類(理工系)電子工学プログラム)

    ※山口教授らの研究チームは、次世代の高効率太陽電池技術である「量子ドット太陽電池」の国家プロジェクトの研究開発に取り組んでおり、高効率化のために重要な高密度の量子ドット作製技術を開発し、2014年に世界最高密度を達成しました。これらの研究成果により、この1年間に3つの国際会議にて招待講演を行いました。
内容

半導体を用いた太陽電池における光吸収やエネルギー変換の基礎について解説します。また、太陽電池の研究開発の状況や電通大で研究を進めているナノメートルの粒(量子ドット)を用いた太陽電池についても簡単に紹介します。

キーワード

太陽電池、エネルギー、半導体

第2限:15時00分から15時50分(50分)

「顔」を工学的に科学する

講師
内容 「顔」は工学的立場に限っても幅広い観点から取り扱われています。顔画像の特徴や印象をコンピュータで取り扱う最先端の技術について紹介し、それを通じて物事に対する工学的な考え方の一端に触れてもらいます。
キーワード 顔画像、コンピュータ、工学的考え方

第3限:16時00分から16時50分(50分)

バーチャルリアリティのための触覚インタフェース技術

講師
  • (新しいウィンドウが開きます)梶本裕之 准教授(Ⅰ類(情報系)メディア情報学プログラム)
    ※梶本准教授が株式会社アイプラスプラスと共同で開発した触覚提示装置「HamsaTouch」は、優れた技術として経済産業省 Innovative Technologies 2014 受賞技術に採択されました。また今年の夏にはインタラクティブ技術に関する世界最大の学会の一つであるACM SIGGRAPHで、触覚提示技術に関する3件のデモ展示を行っています。
内容 低価格な頭部搭載型ディスプレイの登場などにより、誰もが手軽にバーチャルリアリティ(VR)コンテンツを体験できるようになりました。現在こうしたVRコンテンツは主に視聴覚を用いていますが、臨場感や現実感を高めるには触覚の提示技術が重要となります。本講義では触覚提示に関する研究の現状について解説します。ゲーム応用に限らず、遠隔コミュニケーションや医療福祉など、幅広い応用についても議論します。
キーワード ヒューマンインタフェース、バーチャルリアリティ、触覚