脳科学ライフサポート研究センターセミナー【12月15日開催】
2017年11月14日
近年、スーパーコンピュータを用いた脳のシミュレーションが盛んに行われています。しかし、究極の目標である約1000億個の神経細胞と約1000兆個結合を持つ人間の脳の規模の神経回路シミュレーションは、現在の計算機では性能不足のため困難です。そこで、私たちは2021年頃に完成する京コンピュータの次の世代のエクサフロップス級(1秒間に10の18乗の浮動小数点演算)の計算機を用いて、大脳皮質、小脳、大脳基底核からなる人間の全脳規模の脳シミュレーションを行い、運動や思考の解明を行うことを目指しています。本講演では、私のグループが担当している大脳皮質のシミュレーションに関する取り組みを中心に紹介します。
日時 | 2017年12月15日(金)13時00分から14時30分 |
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場所 | 電気通信大学 東3号館306会議室
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講師 | 五十嵐 潤(理化学研究所 情報基盤センター 上級センター研究員) |
司会 | 山崎 匡 准教授 |
題目 | エクサフロップス級計算機による人間の大脳皮質規模の神経回路シミュレーション |
参加費 | 無料(予約不要) |
問い合わせ先 | 山田幸生(脳科学ライフサポート研究センター 特任教授) メールアドレス:yukioyamada@uec.ac.jp 電話:042-443-5220 |
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