多摩地区の5大学標準化講座 国際標準化(ルール形成づくり)のための集中講義【9月2日他開催】
2019年04月01日
多摩地区の5つの大学(電気通信大学、東京外国語大学、東京農工大学、東京学芸大学、一橋大学)は、経済産業省及び産業界と連携し、グローバルに活躍できる国際標準化人材育成を促進するために、昨年度に引き続き、ルール形成の実務家による集中講義を開催します。
1.標準化講座の趣旨
「標準化」とは、工業規格などの技術の普遍的な基準を確立することであり、技術の普及や発展の前提を整えることを意味します。すなわち、国際標準化自体が国際ルール形成作りの闘争であり、ダイナミックな交渉や調整のフィールドです。我が国は、この国際標準化の持つ性質を十分に認識しておらず、国際標準化への取り組みが弱かったために、技術開発の面での成功を国際競争力での優位性に結び付けることに失敗してきたという苦い歴史を持っています。
標準化官民戦略会議はこうした反省にのっとり、平成29年1月に、産官学からなる標準化人材育成WG(武田晴夫 株式会社日立製作所 理事・研究開発グループ技師長)において「標準化人材を育成する3つのアクションプラン」を策定しました。企業経営のトップに、国際標準化が技術開発と並行した国際ルール形成作りの場であるという自覚を持たせるとともに、これから国際社会で活躍する若手人材にも、国際標準化についての理解とセンスを涵養しようと試みています。
この具体的な取り組みのひとつとして、昨年度に引き続き、多摩地区の5つの大学(電気通信大学・東京外国語大学・東京農工大学(以上、西東京三大学)、東京学芸大学、一橋大学)は、経済産業省及び産業界と連携し、ルール形成の実務家による集中講義を実施します。
※多摩地区国立5大学の学生は、単位互換制度により履修することができます。
2.標準化講座の概要
実施日時 | 2019年9月2日(月)〜2019年9月6日(金) 13時00分〜18時00分(各日90分×3コマ) |
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場所 | 電気通信大学 西5号館 1階109教室
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授業科目名 | 学域特別講義B('19標準化)、大学院特別講義('19標準化) |
- (新しいウィンドウが開きます)国際標準化(ルール形成づくり)のための集中講義ポスター(PDF:192KB)
- (新しいウィンドウが開きます)多摩地区国立大学単位互換制度 電気通信大学開講科目「学域特別講義B('19標準化)「大学院特別講義('19標準化)について(PDF:300KB)
- 問い合わせ窓口
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教務課学域教務係、大学院教務係
TEL:042-443-5074
E-mail:kyomu-k@office.uec.ac.jp