第125回研究開発セミナー【12月23日オンライン開催】
2021年11月19日
本セミナーでは、経済産業省におけるベンチャー支援政策の第一人者である石井芳明室長(直近は内閣府に3年出向してベンチャー支援政策を担当)を基調講演にお招きし、認定ベンチャー企業経営者と意見交換する時間を設けます。
電気通信大学の認定ベンチャー企業は、現在32社あります。昨年度、認定ベンチャー企業の決算書を3年分を分析しました。さらにマスコミ報道やウェブサイトの情報などから、企業の現状や目指す方向性等を把握し、企業タイプと成長の段階で分類しました。
本年4月には、ベンチャー支援部門に、アナウンサーのキャリアから、創業間もない楽天株式会社に入り、営業開発部の立ち上げおよび、広報部、クライアントマーケティング部、楽天大学、店舗オープンアドバイザリー部の組織化をした高木克人特任准教授が着任しました。
そこでこの度、電気通信大学の認定ベンチャー企業に働きかけ、経営状況のヒヤリングおよび人脈のご紹介、各種補助金や営業の仕組みづくりなど、成長支援の方向性を検討しています。
皆様のご参加をお待ちしています。
大学発ベンチャー等 新規事業創造における支援策 ~新規事業創造への期待~ | |||
日時 | 2021年12月23日(木曜日)13時30分から16時55分 | ||
開催方法 | オンライン形式(ZOOM) | ||
主催 | 電気通信大学 産学官連携センター | ||
共催 | 電気通信大学産学官連携センター事業協力会 | ||
後援 | 一般社団法人目黒会(電気通信大学同窓会) | ||
参加費 | 無料 | ||
お申し込み方法 | 参加ご希望の方は下記お申込みフォームに必要事項を記載してご登録ください。
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プログラム | 13時30分から13時40分 | 開会挨拶 | 田野 俊一 (学長) |
13時40分から14時40分 | 基調講演 「大学発ベンチャー等新事業創造における政府の支援策」 |
石井 芳明 氏 (経済産業省新規事業創造推進室長) |
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14時40分から14時55分 | 報告 「認定ベンチャー企業の現状分析」 |
小柳 光史 (産学官連携センター 産学連携コーディネーター) |
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14時55分から15時30分 |
報告 「認定ベンチャー企業の成長支援~社長の考え方・視点を変える~」 |
野嶋 琢也 (産学官連携センター ベンチャー支援部門 部門長 准教授) 高木 克人 (産学官連携センター ベンチャー支援部門 副部門長 特任准教授) |
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<休憩> | |||
15時45分から16時45分 | ディスカッション 「認定ベンチャー企業の成長支援 ~顧客の課題に向き合ったプロダクトになっていますか~ 」 |
石井 芳明 氏(経済産業省新規事業創造推進室長) 高木 克人(産学官連携センター ベンチャー支援部門 副部門長 特任准教授) 竹内 利明(産学官連携センター 客員教授) |
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16時40分から16時50分 | 閉会挨拶 | 大須賀 昭彦 (産学官連携副センター長) |
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お問い合わせ先 | 電気通信大学産学官連携センター事務室 電話番号:042-443-5725 |
- (新しいウィンドウが開きます)電気通信大学 産学官連携センター 第125回研究開発セミナー
講演概要
基調講演「大学発ベンチャー等新事業創造における政府の支援策」
石井 芳明 氏(経済産業省新規事業創造推進室長)講演概要
我が国の経済が持続的な発展を続けていくためには、イノベーションの連続的な創出が必要であり、大学に潜在する研究成果および教員の関わり方は、新市場の創出を目指す上で、新規性の高い製品やニーズの掘り起こしなど「イノベーションの担い手」として高い可能性を秘めています。
通産省(当時)入省から2018年には内閣府科学技術イノベーション担当の企画官など、これまでベンチャー企業支援政策に特化してキャリを積んできた経験に基づき、ご講演を頂きます。
報告「認定ベンチャー企業の現状分析」
小柳 光史(産学官連携センター 産学連携コーディネーター)講演概要
現在32社ある電気通信大学の認定ベンチャーの決算書3年分を分析し、面談に基づいた情報をまとめ、企業タイプと成長段階での分類をオリジナルのマトリクスにプロットしました。
企業の現状と傾向について報告します。
報告「認定ベンチャー企業の成長支援~社長の考え方・視点を変える~」
野嶋 琢也(産学官連携センター ベンチャー支援部門 部門長 准教授 )高木 克人(産学官連携センター ベンチャー支援部門 副部門長 特任准教授 )
講演概要
今から22年前、愛媛県松山市のローカルテレビ局から思い切って転職した会社が、その後野球団を所有する大企業へ変貌を遂げる。 会社の名は、楽天。 仕組みもルールも業務割も整わない、22年前のベンチャー楽天で、どのように営業組織を立ち上げ、マーケティング展開し、売り上げを伸ばしてきたのか、楽天市場の10000店舗達成までに行われた、広報戦略、マーケティング戦略、ECセミナー、新規獲得の営業戦略など、電気通信大学の認定ベンチャー成長のヒントになればと考え、実体験に基づいて報告します。
ディスカッション「認定ベンチャー企業の成長支援~顧客の課題に向き合ったプロダクトになっていますか~」
ディスカッサント石井 芳明 氏(経済産業省 新規事業創造推進室長)
高木 克人(産学官連携センター ベンチャー支援部門 副部門長 特任准教授)
コーディネーター
竹内 利明(産学官連携センター 客員教授)
講演概要
ベンチャー企業の経営者の悩みは様々にある中で、大きな失敗をする前に
・事前に課題を把握し、質の高い解決策を提示したプロダクトになっているか。
・現状の認定ベンチャーの商品など何が強みで、どのように販売しているか。
商品内容や販売体制について現状の悩み及び施策案など意見交換します。