サステイナビリティ研究オープンセミナー 第2回 ~世界の食と農~【12月2日開催】
2023年11月27日
本学、東京外国語大学、東京農工大学は、西東京地区に所在・近接する好立地を活かし、組織レベルの連携を進め、「大学院共同サステイナビリティ研究専攻」「西東京三大学共同サステイナビリティ国際社会実装研究機構」を設置し、教育実績を基盤に、さらに研究活動とこれらの研究成果を活かした社会実装活動にまで三大学連携を拡大・充実させ、ひいては国境を越えた社会貢献並びに多文化共生社会実現への寄与を目指しています。
こうした活動を紹介すべく、西東京三大学共同サステイナビリティ国際社会実装研究センター主催セミナーを開催いたします。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
サステイナビリティ研究オープンセミナー 第2回 ~世界の食と農~ | ||
日時 | 2023年12月2日(土)13時00分から15時30分 | |
会場 | 東京農工大学 小金井キャンパス 140周年記念会館(エリプス)3階ホール (小金井キャンパス「東門」すぐ)
|
|
参加費 | 無料 | |
言語 | 日本語・英語(同時通訳あり)
|
|
主催 | 西東京三大学共同サステイナビリティ国際社会実装研究センター | |
司会 | 伊藤 輝将 氏(東京農工大学 大学院 未来価値創造研究教育特区 准教授) | |
プログラム | 13時00分から 13時05分 |
挨拶 山中 晃徳 氏(東京農工大学 大学院 工学研究院 教授、学長補佐(DX担当)・副理事/西東京三大学共同サステイナビリティ国際社会実装研究センター長) |
13時05分から 13時50分 |
テーマ:「ガーナにおけるカカオ栽培:遷移型アグロフォレストリー導入の可能性」 千年 篤 氏(東京農工大学 大学院 農学研究院 教授) |
|
13時50分から 14時35分 |
テーマ:「アフリカ食文化史研究が問いかけるもの」 石川 博樹 氏(東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 准教授) |
|
14時35分から 14時45分 |
休憩 | |
14時45分から 15時30分 |
テーマ:「AI・IoT技術を活用したスマート都市農業・養蜂 」 佐藤 証(情報・ネットワーク工学専攻 教授) |
|
15時30分から 15時35分 |
挨拶 山中 晃徳 氏 |
|
お申し込み | 当日参加も可能ですが、会場設営の関係上、下記のPeatixからなるべく事前申し込みをお願いいたします。
|
|
問い合わせ窓口 | 西東京三大学共同サステイナビリティ国際社会実装研究センター
|
|
備考 | 【Sustainability Research Open Seminar<2> ~Food and Agriculture in the World~】
|
- (新しいウィンドウが開きます)案内チラシ(PDF:2.0MB)
- (新しいウィンドウが開きます)案内チラシ(英語)(PDF:1.8MB)
今回紹介する講演概要
「ガーナにおけるカカオ栽培:遷移型アグロフォレストリー導入の可能性」
気候変動の影響を受けてカカオ生産激減のリスクに直面しているガーナでは、その対応策としてアグロフォレストリーの導入が期待されています。本報告では、持続可能性の観点から、ブラジル・アマゾンで日本人移住者およびその子孫によって開発された遷移型アグロフォレストリーのガーナへの導入の可能性について考察します。
「アフリカ食文化史研究が問いかけるもの」
エチオピアの「酸っぱいパンケーキ」インジェラを事例として、アフリカの食文化史研究が現代社会に問いかけるものについて考えます。
「AI・IoT技術を活用したスマート都市農業・養蜂」
ビルの屋上で、IoTやAI技術を活用した遠隔管理によるスマート都市農業・養蜂の研究を進めています。土を使わない水耕栽培でトマトやイチゴなどの果菜類を育て、蜂はその受粉を担っています。都市国家シンガポールで展開している同国最大規模の施設についても紹介します。