社会知能情報学専攻
社会知能情報学専攻では社会や人間の立場から情報システムを考えます。情報システムに関する基本原理の探求や、社会的諸活動(経営、経済、教育、行政、政策、組織など)の理解やソリユーションの追求、また、これらの社会的諸活動に対するデザイン的志向を持った研究を行います。これらの研究を通して知恵を創出する情報システムの創造や、安心・安全を実現することのできる知識・技術の素養を備えた情報技術者・研究者の育成を行います。
学修・教育目標
本専攻の学修・教育目標は、情報システム学研究科の教育方針をご覧ください。
講座
本専攻には、以下の6講座があります。
システム設計基礎学講座
豊かな高度情報社会の実現のために、社会や組織から見た情報システムと情報ネットワークの使命、役割、貢献などを明らかにするとともに、これらシステムのアーキテクチャ、構築、その方法論、ソフトウェア工学などを研究します。
知識創産システム学講座
知識社会において人間の能力開発のための学習環境の創造、個人と社会との相互作用による個人および社会的知能を醸成・蓄積・再利用するための技術探求を目的とした研究を行います。
社会情報システム学講座
社会システムや人間の立場から社会における情報革命や情報の位置づけを検討し、高度な情報通信環境下での情報システムの構想や実現を図るため、社会性の高いシステムの設計や評価に取り組みます。
経営情報システム学講座
「組織における情報」という切り口から多様な組織における運営、管理を検討し、実践的なマネジメント手法をデザインし提案することを目的とし、分析・解析・調査などを駆使した教育研究を行います。
政策情報学講座
高知価を生み出す新産業創造、技術マネジメント、情報ネットワーク政策といった分野を研究対象とし、情報システム学の観点からそれらの仕組みやマネジメントのあり方を探求します。