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お知らせ

【メディアリリース】ピクトラボ、学生主体共同研究をBIGLOBEと実施

2013年10月01日

サウンド付きLEDシーリングライトを活用したAndroidアプリを試作

本学のピクトラボ(高度ICT試作実験公開工房)(参考資料1)は、学生と企業が直接連携し研究を行う制度を始めました。最初の事例としてNECビッグローブ株式会社(以下、BIGLOBE)と学生主体共同研究に取り組みました。初の成果報告会を9月27日に開催し、試作成果を公開しました。

本学では、イノベーティブな人材育成を目的に、学生が24時間365日自由に使えるピクトラボを設置しています。学生は3Dプリンタ群やコンピュータハード、ソフト、センサデバイス等を用いてアイデアを実現し公開することができます。

ピクトラボでは学生と企業が直接連携して研究開発を行う学生主体共同研究を制度化し、最初の事例としてNECビッグローブと連携し、サウンド付きLEDシーリングライトの操作を容易にするAndroid(TM)アプリを試作しました。

本共同研究は、NECグループの照明器具を扱う会社であるNECライティングの製品で、“光と音”が融合した高性能スピーカー搭載LEDシーリングライト「CrossFeel」(参考資料2)を対象に行いました。斬新なコンセプトで設計された業界初のシーリングライトであることから、スマートフォンと連携する有効な利用シーンを模索するため、学生の若い感性を生かした新鮮な発想を期待すると共に、学生のアプリ開発技術の向上を狙い、「CrossFeel」を活用したAndroidアプリ開発を行いました。BIGLOBEは、「CrossFeel」の制御アプリを開発しており、学生向けに制御APIを公開すると共に、アプリ開発の支援を行いました。

本共同研究は、学部、修士、博士課程学生8名が参加し、初の成果報告会を9月27日に行いました。ゲームや映画・動画・音楽等のコンテンツと「CrossFeel」が連携するアプリ等を試作し、デモを行いました。NECライティングは、ユニークなアイデアに対し採用の検討を開始しました。

本共同研究は、大学における人材育成と企業におけるイノベーション創出の観点で双方にメリットのある「日本初のモデル」です。

今後もピクトラボでは学生との連携を希望する企業を広く募集しています。

※記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。