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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

【報告】国際会議The Irago Conference 2017を開催

2017年11月17日

平成29年11月1日、2日の二日間にわたり、電気通信大学、豊橋技術科学大学および東海大学の共催により、国際会議The Irago Conference 2017(Irago:Interdisciplinary Research And Global Outlook)を電気通信大学講堂で開催しました。本会議は、広範な科学分野の専門家の相互理解の下で、異分野融合のプラットフォームを構築することを目的として平成23年度から毎年開催しており、とりわけ、大学院生が参加することを通じて、国際的に著名な科学者・技術者、企業家やオピニオンリーダーと直接対話し、21世紀の科学・技術に係わる主要な問題を肌に触れて理解することを目指しています。
第7回目の開催となる今年度は、「物質・材料科学への挑戦」をテーマとして、招待講演16件、一般口頭発表5件、5分間のショートトークを行うプレミアムポスターセッション9件、大学院生による口頭発表(大学院生セッション)17件に加えて、ポスター発表77件の論文発表が行われました。近くは北京、遠くはドイツやイタリアからの招待講演者を含め、二日間にわたり約150名による発表と討議が活発に行われました。
また、高大連携の促進に寄与する初めての試みとして、スーパーサイエンスハイスクール指定校である聖光学院高等学校の生徒がポスター発表と、招待講演発表者への質問を英語で行いました。新進気鋭な高校生の発言に、大学院生や研究者が熱心に耳を傾ける姿が見受けられました。

11月1日の参加者集合写真
11月1日の参加者集合写真
聖光学院高等学校の生徒によるポスターセッション
聖光学院高等学校の生徒によるポスターセッション

また、11月1日には、京王プラザホテル新宿において、Science誌の発行元であるAAAS(アメリカ科学振興協会)とThe Irago Conference 2017の共催により、"AAAS Science Fall Meeting 2017/The Irago Conference 2017 Evening Session"を開催しました。Science誌の編集責任者によるスピーチや、麹の種菌に造詣が深い招待講演者がセレクトした日本酒の試飲会など、バラエティに富んだセッションが実現しました。

"AAAS Science Fall Meeting 2017/The Irago Conference 2017 Evening Session"で開会挨拶をする福田喬学長