このページの先頭です

メニューを飛ばして本文を読む

国立大学法人 電気通信大学

ここから本文です

お知らせ

【メディアリリース】電気通信大学とオープンストリーム、 FPGAによるAIエッジコンピューティング技術の実証実験を行い、論文を発表

2018年04月03日

本学情報理工学研究科情報学専攻庄野逸研究室と株式会社オープンストリームは、FPGA(Field-Programmable Gate Array)によるディープラーニングの実装について研究および実証実験を行い、その結果を論文としてまとめ、米国コーネル大学が運営する世界的な論文投稿サイト arXiv.org にて発表いたしました。 本論文の要旨は以下のとおりです。

  • 演算規模を縮小化するため、「バイナリ化ニューラルネット」手法を適用したGAN(*3) モデル"B-DCGAN"を考案し、その性質を検証。
  • 上記の B-DCGAN をXilinx社のZynq-7000型 FPGA上に実装する手法を開発し、実際に必要な回路規模・メモリ容量などを検証。その結果、低コストのエントリモデルFPGAでも実装可能であることを確認。

今後は、今回培ったFPGA開発技術をさらに発展させ、画像や音声の認識・生成、スマートホーム、異常検知などのAI系アプリケーションや、ハードウェア暗号処理などの Fin Tech関連アプリケーションなど、エッジ・クラウド含めたFPGA技術の適用拡大を図る予定です。

詳細は以下のPDFファイルをご覧ください。