お知らせ

2018年04月17日

1月5日に平成29年度優秀教員賞表彰式を挙行し、福田喬学長から受賞者である坂本真樹教授（情報学専攻）、情報教育の普及ならびに促進グループ（久野靖教授（共通教育部）、中山泰一准教授（情報・ネットワーク工学専攻））に表彰状及び報奨金目録が授与されました。

同賞は、平成18年度から実施しており、本学の教育の質の向上と充実を図るため、教育活動で特筆すべき業績を挙げた教育研究職員、特任教員又は教育研究技師の個人又はグループに贈られるものです。

坂本教授は、研究指導した学生の研究成果が、最近5年間でIEEE SCIS Best paperaward 等5件の表彰、4件の学生表彰を受賞しているほか、15件の学生筆頭論文、27件の国際会議発表により3名の博士を輩出した功績が高く評価されました。
また、女子学生への啓蒙活動、学生の社会活動への指導においても多くの業績を上げ、学内での教育委員会、学生支援担任活動においてもその成果は高く評価されました。

情報教育の普及ならびに促進グループの久野教授と中山准教授は、「コンピュータリテラシー」、「基礎プログラミングおよび演習」の教材として教科書と説明動画を新規に作成し、反転授業を導入することで、予習の実質化を図り、講義では演習を中心とする実践的な授業等、ICT を用いた学修の定着に効果がある教授法を実践している点が高く評価されました。
また、全国高等学校情報教育研究会の本学開催を実行し、研究会において高等学校教員に対する情報教育、プログラミング教育に対する指導を行い、本学の情報教育を学内外に示し、高大接続と社会貢献活動を継続していることが高く評価されました。