このページの先頭です

メニューを飛ばして本文を読む

国立大学法人 電気通信大学

ここから本文です

お知らせ

【報告】タイ国立電子・コンピュータ技術研究所(NECTEC)からJessada国際部長らが来学

2018年09月28日

タイ国立電子・コンピュータ技術研究所(NECTEC)から、2018 年7月13日にJessada Jongsukvarakul(ジェッサダ・ジョンスクバラクン)国際部長、Rinnapatch Khongsuksipas(リンナパッチ・コンスクシパ)国際部上級職員、およびJessada Karnjana(ジェッサダ・カーンジャナ)組み込みシステム技術研究部長が、本学とNECTECの間の教育・研究分野での連携強化に向け来学されました。NECTECは、タイ王国における科学技術開発の行政戦略、研究開発、産学への開発支援・技術移転、人材育成等を展開しているタイ国立科学技術開発庁(National Science and Technology Development Agency, 略称NSTDA)傘下の4研究開発機関の一つで、エレクトロニクス、コンピュータ、情報通信の各産業育成に向けた研究開発や技術移転を進めています。本学はNSTDAと学術交流協定を締結しており、2009年度以来、毎年、大学院生を中心に3~4名の国際インターンシップ生を派遣、各々約1か月半に亘りNECTECの研究開発部門にて国際インターンシップ研修を実施しています。NSTDA関係者の来学は2016 年1月にNSTDA最高顧問のPairash Thajchayapong(パイラート・タチャヤポン)教授が来学されて以来で、この間に学術交流協定延伸の調印式出席のため、本学福田学長、木野理事がバンコクの官庁街にあるNSTDAを訪問しており、今回は国際インターンシップの窓口となっているNECTEC国際部門のトップと、研究開発部門の先端科学分野の指導者の来学で、今後の学術交流の進展が期待されます。Jessada Karnjana研究部長はASEAN地区における地滑り現象を伴う自然災害のマルチセンサによる観測・リスク推定・評価・機械学習による予測など、自然災害の管理・予防を、IoTの利用、ビッグデータの解析などの視点から積極展開し、ASEAN地域のリーダを務めており、本学で関連する分野の研究を展開している芳原教授と、今後の研究交流について意見交換の場を持ちました。タイトな訪問日程の中、NECTECミッションは本学コミュニケーションミュージアムも視察し、展示内容を高く評価していただきました。

タイ国立電子・コンピュータ技術研究所(NECTEC)からJessada国際部長らが来学
Jessada NECTEC国際部長らが学長表敬(左からJessada K.研究部長、Rinnapatch国際部上級職員、Jessada J.国際部長、福田学長、中野理事、田中理事、高橋国際戦略室客員教授)
タイ国立電子・コンピュータ技術研究所(NECTEC)からJessada国際部長らが来学
UECコミュニケーションミュージアムを訪問したNECTECからの来訪者(左からJessada K.研究部長、Jessada J.国際部長、Rinnapatch国際部上級職員)
タイ国立電子・コンピュータ技術研究所(NECTEC)からJessada国際部長らが来学
NECTECミッション正門前にて(左から高橋国際戦略室客員教授、NECTECから来訪のJessada K.研究部長、Jessada J.国際部長、Rinnapatch国際部上級職員)