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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

中国科学技術大学創立60周年記念式典に出席

2018年11月08日

中国トップ大学(九校連盟)の一つである中国科学技術大学(University of Science and Technology of China, 略称USTC,中国安徽省合肥市)が創立60周年を迎え、2018年9月20日の記念式典には来賓の他、3,000名余の同窓生が参加、本学も招待を頂きました。本学からは、USTCと関係が深い総合情報学専攻兼子正勝教授が学長代行として、また国際戦略室から高橋謙三客員教授が式典に参列しました。両名は引き続きUSTCの国際部門を訪問し、国際交流部長Z. Hou教授、国際関係学長代行J. Yang教授らと意見交換し、更なる学術交流の推進を確認しました。
USTCは1958年に中国科学院(当時の院長は郭沫若氏、USTC初代学長)のリーダシップにより国家の重点大学として開学、1970年に合肥市へ移転しました。USTCは科学技術分野における高度人材の育成に加え、世界をリードする先端科学技術の展開を通して国家の経済成長へ貢献することを役割とし、数学・化学・物理・力学等基礎科学から原子物理、放射光科学、量子光学、IT、計算機科学、地球・宇宙科学、生命科学、人文社会科学、半導体工学等をカバー、現在は学部生7,370名、大学院生15,696名を擁しています。本学は1996年4月に国際交流協定を締結し、以降、学生交流や職員の人物交流を継続、短期留学プログラムによるUSTC学生の本学への受け入れ、兼子教授を中心としたヒューマンメディア分野の研究交流、講師の招聘などを展開しています。本学教員の今回のUSTC訪問を機会に、互恵の視点から学生の相互派遣や人物交流の活性化が期待されるところです。

表彰状
中国科学技術大学創立60周年記念式典で講演される中国科学技術大学の包信和学長(前列の招待者席から撮影)
表彰状
本学教員が中国科学技術大学国際部門を訪問(左から国際交流部J.Jiang副部長、国際交流関係学長代行J. Yang 教授、国際交流部Z. Hou部長、兼子教授、高橋客員教授、R. Zhou 教授、Y. Zhang 准教授)