大河原研究室(情報学専攻)が共同開発した在庫管理システムを全国フードバンク推進協議会が導入支援
2019年05月14日
大河原研究室(情報理工学研究科情報学専攻)と調布市の市民団体「フードバンク調布」が共同開発した「バーコードを利用した在庫管理システム」に対し、一般社団法人全国フードバンク推進協議会がフードバンクへの導入支援を行うこととなりました。
本システムは、大河原研究室がフードバンク調布から、寄付された食品の在庫管理システムを作りたいという相談を受けて共同開発を行いました。寄付された食品に貼付したバーコードを読み取ることで、在庫管理や食品の追跡が可能となっています。
フードバンクでは、食品の在庫管理やトレーサビリティ確保のために管理システムの導入が不可欠ですが、数十~数百万円の費用がかかるため、運営上の支障となっています。そのため、システムの無償提供を考えていたところ、全国フードバンク推進協議会が、加盟するフードバンクに対する本システムの導入支援として、オンラインでの説明会等を実施することとなりました。全国のフードバンクにおける作業の迅速化、正確性の向上が期待されます。
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食品企業の製造工程で発生する規格外品などは、まだ食べられるにもかかわらず廃棄されてしまいますが、これらの食品を寄付してもらい、福祉施設等へ無料で提供する活動を行う団体をフードバンクと呼びます。
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