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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

【ニュースリリース】電気通信大学と携帯市場による産学連携 5G時代に向けて「スマホバッテリー劣化研究プロジェクト」が本格始動! 1800人のiPhoneユーザー利用調査から見る"スマホ劣化"の正体とは!?

2021年03月22日

SDGs×DX時代にあった新しいモバイル市場を創造する株式会社携帯市場(本社:東京都千代田区、代表:粟津浜一)と製品やシステムの事故の事例分析、デバイスの寿命試験と寿命予測、市場信頼性・品質のデータ分析など行う、国立大学法人電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センター 横川研究室(横川 慎二教授)との産学連携により、昨年度から研究を重ねてきた、1800人のiPhoneユーザーの利用実態から予測されるスマホ劣化の調査結果発表を2021年3月30日(火)13時30分よりダイヤモンド経営者倶楽部銀座サロンにて開催いたします。

■調査結果から見えてきた劣化が起きやすい人物像・・・その正体とは?
モバイル市場は、第5世代移動通信システム(5G)の到来により大きく変わろうとしています。大容量の通信を低遅延で受け取ることで、消費者はデバイス(スマートフォンなど)を通じてリアルタイムに多くの情報を受ける事が出来るようになります。例えば、映像、ゲームなどの遅延が無くなることで快適な環境が生まれ、同時にインターネットへ接続している時間も大幅に増えると予想されます。
そのような環境において重要なのがバッテリーです。バッテリーの劣化の度合いは各デバイスメーカーより情報はあるものの個体差が生じます。また、防災の観点からも、バッテリーが消耗して通信ができなくなる状況を防ぐ意味でも、5G時代に向けて議論していく必要性を感じています。

電気通信大学・横川研究室と携帯市場は、上記を取り巻く環境の変化を想定し、現在のスマートフォンの利用実態の状況を46にのぼるアンケート項目より調査を行いました。1800人のiPhoneユーザを対象に多くの分析方法を検証した結果、最適となる分析手法の確立、また、個人差がある利用方法から想定されるスマホ劣化の正体に迫ります。
会見当日は、応用範囲の拡大動向から見るバッテリー劣化の課題を電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センターの横川慎二教授から説明し、続いて調査研究レポートを同研究室の浅野実が発表します。最後に株式会社携帯市場代表の粟津浜一より、今後の研究プロジェクトによる啓蒙活動、ならびにロードマップについて説明します。
ご多忙の折とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご取材いただきますよう心よりお願い申し上げます。

詳細はPDFをご覧ください。