【ニュースリリース】JAPIA(一般社団法人日本自動車部品工業会)寄附講座 『自動車の大変革(CASE)に必要な技術』 2021年10月開講
2021年09月16日
国立大学法人電気通信大学は、10月4日(月)から一般社団法人日本自動車部品工業会による『自動車の大変革(CASE)に必要な技術』と題する寄附講座を開講します。
機械工学、物理学、材料科学、エレクトロニクス、ロボティクス、計算機科学により発展してきた自動車は、今や情報・電気・通信を中核としてさらなる大変革期(CASE:コネクティッド、自動運転・安全、シェアリング、電動化)を迎えています。次世代のモビリティにおいては、自動車に関わる様々な主要技術の知識に加え、それらを統合的に扱う技術、サービス展開、モビリティを含む社会展望に関する知識が必須となります。本講座では、そうした現場の第一線で活躍される各界のゲスト講師を招き、次世代モビリティの知識と現場の対応について学びます。
対象は情報理工学域全類(1~4年次)の学生で、CASEを通して世の中のモビリティがどの様に変化していくかについて、ゲスト講師がリレー形式で授業を行います。自動車業界が必要とする技術や開発・研究における体験談を伺い、自分のキャリア形成に役立てることができる講義です。
本学は、自動車の大改革期において『イノベーションを生む機能を内包する「持続的自立進化+多様な幸せ度最大化」社会』の実現に向け取り組んでいきます。本講義を通して、大学と自動車業界の枠組みを超えて、分野、人材など多様性を尊重しつつ、相互理解を活性しながら、新たな価値創造を担う人材の育成を目指します。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を考慮し、対面授業とオンラインのハイブリッド形式で実施します。
日程 | 講義テーマ | |
---|---|---|
1 | 10月4日 | 自動車の大変革と将来モビリティ展望:Part1 |
2 | 10月11日 | 自動車の大変革と将来モビリティ展望:Part2 |
3 | 10月18日 | 次世代モビリティにおける車室内空間 |
4 | 10月25日 | 自動運転システム |
5 | 11月1日 | 自動運転の時代に必要な計算のカラクリと落とし穴 |
6 | 11月8日 | 衝突安全法規・アセスメントと乗員保護技術 |
7 | 11月15日 | モビリティの未来を照らす最新照明技術 |
8 | 11月29日 | 電力・信号伝達技術 |
9 | 12月6日 | 自動運転に必要なSTRG系技術と取り組み事例 |
10 | 12月13日 | シェアリング |
11 | 12月20日 | HEV、EVシステム |
12 | 12月27日 | モータ、インバータ技術 |
13 | 2022年1月17日 | 自動車用ブレーキ基礎講座;自動車用ブレーキの未来 |
14 | 2022年1月24日 | 材料技術;ゴム加工、シール技術 |
15 | 2022年1月31日 | 全体総轄講義または演習 |
詳細は、下記PDFでご確認ください。