【ニュースリリース】換気良好店を地図上に可視化してアピール ~調布駅前商店街と市役所も参加~
2022年03月22日
概要
横川慎二教授(i-パワードエネルギー・システム研究センター)、石垣陽特任准教授(産学官連携センター)を中心とする研究チームは、新型コロナウイルス感染症の対策として広く推奨されている換気の状態をリアルタイムに測定し、換気が良好である店舗等を地図アプリで表示するシステム「換気良好マップ」の試験運用を開始しました。適切な換気対策を行っている店舗をアピールしつつ、換気状態の良い場所へ利用者を誘導する狙いがあります。
このシステムは、本学が産学連携により開発したIoT方式の二酸化炭素(CO2)測定器を各店舗に設置しリアルタイムに店舗の換気状態をモニタリングし、換気が良好である基準とされるCO2濃度(1,000ppm)を下回っている店舗をクラウド側で自動的に抽出します。その上で、「換気良好マップ」にプロットして可視化するとともに、「特定非営利活動法人調布市地域情報化コンソーシアム」が運営する「ちょうふどっとこむ」と連携し、詳細な店舗情報を確認できる仕組みとなっています。 まずは本学の地元・調布市の商店街や市庁舎で試験運用を行い、併せて参加を広く呼び掛けます。このシステム開発は、東京都と大学との共同事業「地域参加による換気の可視化~向上プロジェクト~」の一環として、東京大学と共同で行っています。
換気良好マップの詳細
開発者 | 横川慎二教授(i-パワードエネルギー・システム研究センター) 石垣陽特任准教授(産学官連携センター) 野城智也教授(東京大学 生産技術研究所) |
協力者 | 調布駅前商店街 |
システム運用者 | 特定非営利活動法人調布市地域情報化コンソーシアム アンビエントデーター株式会社 (AmbientData Inc.) |
※本実証は令和3年度「東京都と大学との共同事業」の一環として、東京都政策企画局の支援を受けて実施するものです。
「換気良好マップ」のウェブサイトより
詳細はPDFでご確認ください。