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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

【報告】『西東京三大学共同サステイナビリティ国際社会実装研究機構』設置および三大学連携・協力の推進に関する基本協定を締結

2022年07月14日

2022年7月8日(金)東京農工大学において、「東京外国語大学・東京農工大学・電気通信大学による西東京三大学共同サステイナビリティ国際社会実装研究機構の設置」および「三大学連携・協力の推進に関する基本協定書の締結」にあたり、田野俊一学長、千葉一裕学長(東京農工大学)、林佳世子学長(東京外国語大学)らが出席し、協定書と覚書の締結式および記者会見を行いました。

三大学は2016年度に包括連携協定書を締結し、以降6年間、教育面では、共通教育・専門教育それぞれにおいて、三大学の学生が文系理系の枠を超えて集い、協働する中で学修を深める「文理協働型グローバル人材育成プログラム」に取り組んでいます。また、2019年度には、SDGsの理念と同じく地球規模課題の解決に資する人材養成を目的として「大学院共同サステイナビリティ研究専攻」を設置しました。
加えて研究面でも、東京外国語大学の「言語・リベラルアーツ、地域研究」、東京農工大学の「食料、エネルギー、ライフサイエンス」、本学の「情報・通信(ICT)、人工知能・ロボティクス、光工学」というそれぞれの強みに基づく先導的活動を展開し、西東京地区に所在・近接する好立地を活かして組織レベルでの連携を進めてきています。

これまで進めてきたこのような活動を礎として、この度、三大学による更なる連携・協力を推進するため、基本協定書を再締結するとともに、新たに、『西東京三大学共同サステイナビリティ国際社会実装研究機構』(以下「機構」という。)を設置することとしました。
機構は、文理にわたる三大学の強みを強固に融合した「研究」活動を展開して新たな研究領域を創出することを目指すのみならず、その研究成果を活かし、具体的な社会課題の解決を図る「社会実装」活動にまで連携を拡大・充実させることを目的としています。

文理融合研究や社会実装については、社会的・政策的ニーズは高まってきているものの、そのままでは活性化しにくいという課題がありました。
機構はそのような課題をブレークスルーし、特に、現代の資本主義のグローバル化により負の影響を受ける「グローバルサウス」の国・地域や人々を念頭に置いて、これらの国・地域の社会課題の解決を後押しする多様なプロジェクトを展開する予定です。

機構が掲げる挑戦的なミッションの実現に向けて、これまで以上に連携・協力を強化し、三大学一丸となって取り組んでいきます。

 林佳世子学長(東京外国語大学)、千葉一裕学長(東京農工大学)、田野俊一学長

林佳世子学長(東京外国語大学)、千葉一裕学長(東京農工大学)、田野俊一学長

集合写真

集合写真

 記者会見の様子

記者会見の様子