【報告】本学とメキシコ国立工科大学との博士号ダブルディグリープログラム第１号修了者が誕生
2023年10月02日
本学は、メキシコ国立工科大学（Instituto Politécnico Nacional: IPN）と博士課程のダブルディグリープログラムを実施しています。これは本学とIPNの両大学からそれぞれ博士号を取得するプログラムです。
このたび、本制度で、Lucia Guadalupe Arellano Sartoriusさん（基盤理工学専攻博士後期３年）が、初めて両大学から博士号を授与されました。2023年９月29日（金）に挙行された本学の学位記授与式には、本学での指導教員である中村淳教授（基盤理工学専攻）とともにIPNでの指導教員であるMiguel Cruz-Irisson教授も参列されました。田野学長からは、IPNと本学の教育・研究連携をさらに進めて行くことが表明されました。
メキシコ国立工科大学とは、1998年に国際交流協定を締結以来継続的に学生交流を行っており、2015年～2019年に実施した世界展開力事業では、本学のパートナーとして短期・中期・長期の本学学生の派遣および留学生の受入が活発に行われ、その成果として2018年にダブルディグリープログラム覚書を締結、これまでに２名の博士後期課程学生をDDプログラム学生として受入れています。
左より、村松正和副学長（教育担当）、阿部浩二理事（教育・国際戦略担当）、Lucia Guadalupe Arellano Sartoriusさん（基盤理工学専攻）、田野俊一学長、Miguel Cruz-Irisson教授（IPN）、中村淳教授（基盤理工学専攻）