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受賞・表彰

宮川みなみさん(総合情報学専攻博士後期3年)と佐藤寛之助教(総合情報学専攻)が進化計算学会論文誌論文賞を受賞

2015年12月22日

宮川みなみさん(総合情報学専攻博士後期3年)と佐藤寛之助教(総合情報学専攻)が進化計算学会論文誌の論文賞を受賞しました。本賞は、進化計算学会論文誌のVol. 3(2012年)~Vol. 5(2014年)に掲載された論文の中で、最も優秀な論文に贈られるもので、進化計算シンポジウム2015の会場にて表彰式が行われました。

【受賞論文】
二段階の非支配ソーティングと指向性交配による制約付き多目的最適化
【著者】
宮川みなみ、 佐藤寛之

進化計算は、生物の遺伝と進化のメカニズムを模倣した計算方法で、近年は設計最適化の新しい手段として産業界から注目を集めています。本論文は、最適化の過程で生じた制約条件を満たさない解(設計)から最適化の手掛かりとなる情報を見出して活用し、より良い解を短時間に獲得する方法を提案しています。

髙玉圭樹教授、佐藤寛之助教(総合情報学専攻)の研究グループは、これまでにも多数の賞を受賞しており、進化計算学会から6年連続での受賞になります。

表彰状
受賞の様子