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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

【ニュースリリース】「感性AIアナリティクス」「感性AIブレスト」が総務省後援『ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021』にてAI部門ニュービジネスモデル賞を受賞

2021年11月22日

京王グループの感性AI株式会社(本社:東京都調布市、取締役社長:虻川 勝彦)が、国立大学法人電気通信大学(所在:東京都調布市、学長:田野 俊一)の坂本真樹研究室の特許技術・知財を活用して提供する、「感性AIアナリティクス」「感性AIブレスト」が、「第15回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021」において、AI部門ニュービジネスモデル賞を受賞しました。
本ソリューションは、従来の価値軸(機能・品質・価格)を超えた「第四の価値軸」である感性価値をAIにより可視化・創造するための汎用的なサービスです。多くの企業が利便に且つコストを抑えながら商品開発における感性価値創造を実現していくプロセスを強力にサポートする新たなサービス分野を切り拓いていくという社会貢献性や、ソリューション及び活用技術の信頼性・新規性などを評価され、ニュービジネスモデル賞を受賞しました。

本ソリューションは、商品の重要な要素である「ネーミング」「キャッチコピー」「パッケージ」の評価や生成をAIがサポートするサービスです。試行錯誤が多い新商品開発、既存商品リニューアル時のブランディング・販促業務において、より消費者の感性に働きかけやすい感性価値の創造・改善を支援することで、市場調査コストを軽減し業務効率化・推進に貢献します。
2007年に経済産業省が発表した「感性価値創造イニシアティブ」において、従来の日本のものづくりの強みである技術力の高さに加え「感性価値」という新たな価値創造により日本の産業を活性化させていく方向性が提言されて以降、産官学でものづくりにおける感性価値創造のプロセスについて様々なプロジェクトや研究が続けられてきました。あわせて、現在「Society5.0」「データ駆動型社会」への変革という潮流において、多種多様なデータがつながることにより、新たな付加価値が創出される産業社会の実現に向けた技術革新が求められている中、感性情報・データを活用した商品開発は、高品質なモノを理解できる消費者を持つ日本の強みとして推進し、機能的価値を超え新たな価値を生み出していくことができる分野です。

ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021

ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021

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