このページの先頭です

メニューを飛ばして本文を読む

国立大学法人 電気通信大学

ここから本文です

受賞・表彰

男女共同参画・ダイバーシティ戦略推進室が日産財団より「第6回リカジョ育成賞」奨励賞を受賞

2023年07月12日

本学男女共同参画・ダイバーシティ戦略推進室「匠ガール」の取り組みが、5月29日(月)に日産財団選考委員会「第6回リカジョ育成賞」において、奨励賞を受賞しました。第4回リカジョ育成賞奨励賞に続く2度目の受賞となりました。

今回の応募に対して、下記のとおり評価されました。

  • 2017年から実施している「匠ガール」プロジェクトに基づく応募である。ラボ訪問も組み込まれており、参加者は理系に進学した際の将来の自分の姿を想像できる企画になっていると感じます。
  • 「匠ガール」をキーワードに据え、女子中高生が親しみやすい取り組みを多面的に展開している点が高く評価できます。女子大学生が講演や実験指導を担当することは、彼女たちの主体性の向上に寄与するばかりでなく、参加者である女子中高生にとっても、科学を進路として視野に入れるきっかけとなっているように思います。
  • 女子中高生を対象にして実験体験や女性教員との交流会などを行い、理系進路選択を支援しています。他大学でも同様の取り組みがありますが、2017年から取り組みを続けてきたことは、評価できます。
  • 規模、内容が拡大され、活動は充実してきた模様です。
  • 匠ガールの取り組みを、継続的に幅広い分野で行っています。選択肢が多いので、個の関心にも対応できます。工夫した取り組みは、参加者の評価からも見とれます。また、継続的な取り組みが参加者の増加に繋がっています。
  • 女子中高生のための実験教室は非常に増えてきており、独自性を示すのが困難な状況になってきています。「匠ガール」というネーミングは、「ものづくり」をイメージさせ新しさを感じます。工学系への関心を高めるための取り組みを今後も続けて欲しいです。
  • 研究資産を活用した多彩な取組みが興味深いです。
  • 「匠ガール」という名称がいいと思います。理系とか理数系などの関連とその他多様な分野との関連がそこに内包されているようなイメージを与えます。また貴学の卒業生・在学生(女子学生)との懇談も中高生には影響を与えると思います。さらにラボ見学体験など貴学の多くの研究者が関わって展開している点も評価できます。

本賞は、科学技術分野の未来を担う理系女子のタマゴとなる理科好き女子(リカジョ)の育成を目指して設立されました。日産財団では、科学技術分野における新たなイノベーションの誕生において、女性の進出(=ダイバーシティ推進)は不可欠な要素であり、早期段階で女子の理系分野における興味・関心を高めておくこと、その中で活躍するために必要な能力を身に付けておくことが重要であると考え、理科好き女子を育成する活動をされている方々の一助となることを目的に運営されています。

表彰状

賞状・トロフィー