電気通信大学は、創立100周年を迎える2018年までにめざすべき大学像をとりまとめた「UEC ビジョン2018」と、このビジョンを実現するための具体的な活動計画として「アクションプラン」を策定しました。
このなかで、男女共同参画の推進として、性別にとらわれず活躍できる環境の整備と、その具体的方策が示されております。
「男女共同参画社会基本法(平成11年法律第78号)」の制定から10年間、男女平等な社会の実現に向けて全国的な取り組みが行われてきておりますが、まだ十分と言える状況ではありません。
これらのことから、男女共同参画の推進のためアクションプランを実施することにより、世界から学生や若手研究者が集い、生き生きと学び伸び伸びと研究し、そこからユニークな発想が生まれる環境を整備するため、男女共同参画の推進に積極的かつ果敢に取り組んで行くことを宣言いたします。
平成21年7月21日
電気通信大学長
梶谷 誠
電気通信大学は、創立100周年を迎える2018年までにめざすべき大学像をとりまとめた「UEC ビジョン2018」と、このビジョンを実現するための具体的な活動計画として「アクションプラン」を策定しました。
このなかで、男女共同参画の推進として、性別にとらわれず活躍できる環境の整備と、その具体的方策が示されております。
・開かれた教育環境
3.世界から学生や若手研究者が集い、伸び伸びと研究し、そこから ユニークな発想が生まれる環境を整えます
(2) 男女を問わず活躍できる環境を整備します(男女共同参画の推進)
政府では、「女性の活躍推進」を成長戦略の中核に位置付け、社会のあらゆる分野において、「指導的地位に占める女性の割合を2020年までに少なくとも30%程度」とする目標の達成に向けて様々な分野で取組を進めております。
この度、本学においても女性役員および女性管理職への登用推進の目標値を下記のとおり、設定しました。
【平成28年4月1日時点】
女性役員 14.3%
女性管理職 8.7%
【平成33年4月1日時点】
女性管理職 10%
平成28年4月1日付けで「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(略称:女性活躍推進法)」が施行されました。
この法律に基づき、目標を立て期間を定めて女性労働者の活躍を推進する取組みを実施します。
【行動計画期間】
平成28年4月1日から平成33年3月31日
【目標】
1)計画期間中に女性研究者を80人以上に増加するよう努める
2)管理職に占める女性労働者の割合を10%以上に向上させる
本学では、学内に保育施設「UEC保育園どんぐり」を設置しています。女性教職員や女子学生が出産を経て職場や研究に復帰するにあたり、安心して子育てとの両立ができるように働きやすく学びやすい大学環境を目指して平成24年5月に開設しました。
施設は定員10名で乳児室と2つの保育室があり、常に保育者複数体制で保育にあたっています。
所定勤務時間内に必要業務を果たすという強い意識改革を行うとともに生活のゆとりを生み出し、健康維持・増進、新たな勤労意欲を創生することを目的として、毎週水曜日および金曜日を「ノー残業デー」としています。
教職員が勤務できない場合に年次休暇の他、病気休暇、特別休暇、育児休業、介護休業等の制度があります。
出産・育児のためには、結婚休暇、産前休暇、産後休暇、育児時間休暇、配偶者出産休暇、育児参加休暇、看護休暇、育児休業、勤務時間の短縮、超過勤務・深夜勤務の制限等の制度があります。
病気治療中や回復期にある子どもや教職員の事情で子どもをベビーシッター等を利用して一時的に保育する場合に支援する事業です。
本学は、次世代育成対策推進法による仕事と子育ての両立を積極的に支援する事業主として東京労働局長から「基準適合一般事業主」に認定され、その証である「くるみんマーク」の使用を許可されました。
このマークを表示する事業体は、「子育てサポート法人」として社会から広く認識されております。
宣言や取り組みのお知らせがご覧いただけます。また、学内専用のご提案窓口もあります。
男女共同参画・ダイバーシティ戦略室