情報・ネットワーク工学専攻では、情報・通信・ネットワーク・メディア処理・マンマシンインタフェースやそれを支える数理情報解析技術・コンピュータ・電気電子システム技術など、高度コミュニケーション社会の基盤となる情報・通信・ネットワーク技術の分野に関する教育研究を推進します。学問を基礎から体系的に学び、応用力、柔軟性、創造性などの力を身につけ、一人前の技術者・研究者になるため、本専攻の教育においては自然科学、数学などの基礎を重要視しています。科学技術の分野で専門分野を極めるのは、高い山を登るのに似ています。長い道のりを一歩一歩進み続けるうちに、展望が徐々に開けてきます。こうして、専門知識を縦横に応用できる豊かで柔軟な科学的思考能力を持つ人材の育成を目指します。
博士前期課程を修了した後、ほとんどの学生は企業等に就職しますが、更に専門的な学識を養うため修了者の1割程度が博士後期課程に進学しています。
大学で学んだ専門と密接に関連する分野を中心に様々な業種で活躍し、社会で高い評価を受けています。主な就職先は、エレクトロニクス・通信機器・コンピュータなどの製造業、情報処理関連の研究職・技術職など、理工系大学の特色を生かした広範囲の分野にわたっています。