先進的な科学技術の多くは、自然界の真理・原理を探求する「理学」とその真理・原理を技術に展開する「工学」とが統合された「理工学」から創出されます。
「基盤理工学専攻」では、本学が担う「総合コミュニケーション科学」の基盤的な要素である「電子工学」、「光工学」、「物理工学」、「化学生命工学」の教育と研究を行います。
急速に変転するこれらの分野で、新たな知見を世界に発信するとともに、専門的な知識の基盤と国際的な視野に基づいて、新たな方法で人類の課題に取り組むことのできる創造的な技術者を養成することを目指しています。
- 基盤理工学専攻オリジナルサイト
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主な研究案内など、さらに詳しい専攻の情報がご覧いただけます。
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基盤理工学専攻研究室VRツアー
VRモードの見方
VRゴーグルをお持ちであれば、VRモードでより臨場感ある見学が可能です。
- スマートフォンの画面右下にあるVRモードマークをタップします。
- スマートフォンを横向きにしてVRゴーグルにセットします。
- ※ VRモード使用の際はVRゴーグルの取り扱い説明書の対象年齢や注意事項を守ってご利用ください。
Pick Up Laboratory
- 例えば、岩石にレーザーを当てると、その部分だけがガラス化。強い光が過酷な環境を再現する。
高強度レーザーで極限環境の物質状態を研究
米田 仁紀研究室(光工学プログラム)
研究室の共通テーマは、強いレーザーをつくること。これにより、常温常圧ではない環境をつくり、固体の検査などに応用しています。例えばおよそ70ある金属のうち、人類が臨界点を知っているのは5つしかありません。それを明らかにする環境がつくれないからです。地球の表面では日本海溝の最深部でも1,000気圧ですが、レーザーを使えば100万気圧の環境をつくり出すことが可能で、地球の内部や宇宙空間での金属や岩の変質を明らかにすることができます。こうした研究とは別に、教育プログラムを充実させているのが当研究室の特徴。学生が地元の中学・高校や企業向け研究会での公開実験を担当したり、学外との共同研究に単独で参加したりすることで、社会との接点をもったプロ意識を育てています。