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UECで学ぶ

Ⅰ類(情報系)の紹介

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Ⅰ類(情報系)の紹介

「Ⅰ類(情報系)」では、情報に関わる学問の基礎を広く学びます。情報を対象とする学問は多様で広範。
情報の本質や実態を追究する分野、表現や加工、活用の技術や手法を開発する分野、通信ネットワークの分野など、それぞれ独立した学問として発展。一方で情報に関わる全ての学問は相互に影響し合い、情報化社会を支えています。専門分野に軸足を置きつつ、ハード・ソフトの両面を理解し、複数の専門分野にまたがる広い視野を持つため、2年次では情報分野全般に共通のコンピュータ、アルゴリズム、プログラムなどを学びつつ専門分野の基礎を習得、2年次後学期からは「メディア情報学」「経営・社会情報学」「情報数理工学」「コンピュータサイエンス」「デザイン思考・データサイエンス」の専門教育プログラムで専門性を高めます。

Ⅰ類(情報系)オリジナルサイト
電気通信大学情報理工学域 I類(情報系)のオリジナルサイトです。
Ⅰ類(情報系)オリジナルサイト
I類(情報系)紹介ビデオ
(動画:1分04秒)

Pick Up Laboratory

ゲーム理論で考えるインセンティブ設計

岩崎 敦 研究室(経営・社会情報学プログラム)

ゲーム理論で考えるインセンティブ設計の研究と現実的課題への応用

ゲーム理論で表す戦略的な状況において、どのようにリソースを配分すればよいかについて研究しています。戦略的な状況とは、自分にとって最適な意思決定が、相手が何をするかによって変わってくる状況を指します。リソースとは、単に商品や材料といったモノだけではなく、技術や時間も含まれます。これに対して、異なる利害をもつ参加者のインセンティブを調整し、社会的に望ましい配分ルールを設計・検証することを目指します。主に経済学分野で発展してきたゲーム理論は、計算機科学と融合し、様々な研究成果が社会実装されています。データサイエンスや機械学習を援用した意思決定支援には、適切な数理モデルが不可欠です。特に参加者の利害が異なるとき、従来の数理では役に立ちません。そこで私たちはゲーム理論の数理を公平かつ効率的なルールを測る物差しとして用い、社会の課題解決に貢献することを目指しています。例えば、アメリカ連邦通信委員会の周波数オークションは年に数千億から数兆円もの国庫収入をアメリカにもたらしています。また臓器移植におけるドナーと患者のマッチングという命を救う活動にまで応用されています。

教育プログラムの紹介

卒業・修了後の進路

進学状況

本学の卒業生の6割弱が、勉学と研究をさらに深めようと大学院へ進学しています。このうち、本学の大学院への進学者は9割強です。また、博士前期課程を修了した後、修士の学位を得て就職する学生も多く見られますが、更に専門的な学識を養うため修了者の1割程度の学生が博士後期課程に進学しています。

進路・就職状況
就職状況

大学で学んだ専門と密接に関連する分野を中心に様々な業種で活躍し、社会で高い評価を受けています。主な就職先は、エレクトロニクス・通信機器・コンピュータなどの製造業、情報処理関連の研究職・技術職など、理工系大学の特色を生かした広範囲の分野にわたっています。

主な就職先