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講演テーマ

シリコンを材料として用いた赤外センサーとその実用展開

菅 哲朗(機械知能システム学専攻 教授)

概要

シリコン単体では赤外波長への感度は持たないが、金属とシリコンの界面に生じるSchottky障壁を用いれば、赤外感度が生まれます。さらに金属にナノ構造を施すことで、特定の赤外波長や入射角度の光を検出でき、実用的なセンサーとしての展開が生まれます。本講演では、この技術を使った産学連携テーマについて紹介します。

半導体量子ドットの作製・光物性と次世代光電変換デバイスへの応用

沈 青(基盤理工学専攻 教授)

概要

ロイド量子ドットの高光吸収・発光性と溶液プロセス適性を活用し、材料設計・界面制御とともに、太陽電池、LED、センサーなどへの応用を推進。無鉛・低毒性の導電性インクと低温印刷技術を開発し、インクジェットやロール・ツー・ロール方式による大面積・低コスト製造と産業展開を目指します。高品質量子ドットの作製とキャリアダイナミクス解析を通じて、次世代の低コスト光電デバイスへの応用を紹介します。

ナノ粒子を用いた高性能のヒートパイプの開発

王 萌蕾(機械知能システム学専攻 助教)

概要

近年、電子機器等の小型化に伴う発熱密度の上昇により、小型熱交換器の伝熱性能向上が急務となっています。本研究はヒートパイプに着目し、その表面にナノ粒子層を付着させる革新的な構造および形成技術の確立を目指します。ヒートパイプは作動流体の相変化で熱を輸送し、可動部がないため高信頼性・メンテナンスフリー。そこに、強い毛細管力を持つ約10μmのナノ粒子層を導入し、超薄型・低熱抵抗・高熱輸送量のデバイスを実現。研究では、熱抵抗を半減、最大熱輸送量を1.5倍、熱伝達率を1.2倍向上させました。