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出張講義:入試案内

平成23年度 講義一覧

カテゴリー一覧

カテゴリー1 情報・通信・メディア

講義No. タイトル 内容
担当講師
1 宇宙からの眼 衛星に搭載したカメラやレーダを用いて物体から反射もしくは放射される電磁波をグローバルかつ高精細に観測し、陸、海洋、大気、オゾン層など地球で起きている様々な環境変化を監視するリモートセンシング技術について概説します。
【キーワード】リモートセンシング、環境監視、電磁波

知能機械工学専攻 教授 桐本 哲郎
2 なぜ「光ファイバ通信」か? 光ファイバ通信が多くの家庭に入ってきていますが、他の通信方式と比べてなぜ、そしてどのように優れているかはあまり認識されていません。この講義では、光ファイバの特長に重きをおいて、光ファイバ通信のしくみや将来について概説します。
【キーワード】光ファイバ、電磁波を用いた通信、光と電波の違い

情報・通信工学専攻 教授 來住 直人
3 エンタテインメントのためのインタフェース、エンタテインメントとしての研究 ヒューマンインタフェースは従来、使いやすさや直感性などの観点で評価されてきました。しかしゲームなどのエンタテインメントがインタフェースの重要な応用分野となった今、楽しさ、愛らしさ、恐ろしさをもつ感性的インタフェースも研究対象となっています。本講義では触覚インタフェースを中心にそうした研究を紹介すると共に、研究をどう進めるかという問いから研究そのものがエンタテインメントである事も伝えたいと思います。
【キーワード】ヒューマンインタフェース、バーチャルリアリティ、インタラクティブシステム

総合情報学専攻 准教授 梶本 裕之
4 コンピュータウィルス入門 コンピュータウィルスの基礎について講義します。コンピュータウィルスとは何か、コンピュータウィルスの歴史、最近のコンピュータウィルスに含まれる攻撃技術、コンピュータウィルスによる被害を防ぐための最新技術などについて話します。
【キーワード】セキュリティ、OS、プログラム

総合情報学専攻 准教授 大山 恵弘
5 私たちの暮らしを支える情報通信 携帯電話や地上デジタル(地デジ)放送といった身近な情報通信の概要をやさしく解説します。また、地上デジタル放送を例として画像通信の仕組みも説明します。
【キーワード】電波、携帯電話、地デジ放送

宇宙・電磁環境研究センター 准教授 冨澤 一郎
6 コンピュータ・サイエンスとは コンピュータ・サイエンス(計算機科学)の歴史を振り返り、コンピュータサイエンスは何を目指しているのかを解説します。ゲーテルの不完全性定理、ヒルベルトの第10問題、チョムスキーの言語理論などを簡単に解説します。
【キーワード】コンピュータ・サイエンスの歴史、数学の形式化、アルゴリズム

情報・通信工学専攻 教授 笠井 琢美
7 体験する数学とソフトウェア 数式の計算を行うソフトウェア、幾何学・作図ソフトウェア、証明支援システムを用いて、数学を体験しながら学びます。ソフトウェアの支援により、教科書に書かれていないようなことを生徒に自力で自由に体験してもらいたいと思います。
【キーワード】数式処理、作図ソフトウェア、機械証明

情報・通信工学専攻 講師 村尾 裕一
8 「顔」を工学的に科学する 誰にも馴染の深い「顔」に対しては、工学的立場に限っても非常に幅広い立場から取扱いがなされています。本出張講義では、顔画像の特徴や印象をコンピュータで取扱う最先端の技術について紹介し、これを通じて物事に対する工学的な考え方、取扱い方がどういうものであるかの一端について理解を深めてもらいたいと思います。
【キーワード】顔画像、コンピュータ、工学的考え方

知能機械工学専攻 教授 金子 正秀
9 暗証番号の次に来る認証方法は? 銀行ATMや携帯電話で利用されている暗証番号認証や、最近利用が始まっている様々な認証方法についての紹介とその利点欠点の解説、そして研究で試みられている将来の認証方法に関する研究動向を紹介し、情報通信分野への関心を持ってもらいたいと思います。
【キーワード】暗証番号、本人認証、セキュリティ

総合情報学専攻 准教授 高田 哲司
10 ネットワーク社会を支えるプロセッサ達 我々のパソコンや携帯電話をはじめ、様々な情報機器、社会基盤の中で頑張っているプロセッサ。そこに込められている驚異的な技術や、基本的な動作原理、そしてこれからどうなっていくのか。目まぐるしい進歩が続く分野の最先端の模様を紹介します。
【キーワード】コンピュータ、プロセッサ、ムーアの法則

情報ネットワークシステム学専攻 准教授 入江 英嗣
11 おはなし電気通信の世界 情報通信に不可欠な電磁波(特に電波)の振舞いを念頭に、低周波(直流を含む)から高周波までの電気・電子回路の振舞いを高校で習得する数学の知識で理解できるよう、できる限り定性的に講義します。講義時間の関係で上記全般でなく、その一部となることも想定しています。場合によっては簡単な関連する実験も考えています。SI国際単位系、電気計測(不確かさ、有効数字)を背景に講義(実験)を行います。最先端の高周波計測に関する研究の解説講義も可能です。具体的内容は受講生の様子により適宜変化します。
【キーワード】電気回路、電子回路、高周波回路

情報・通信工学専攻 准教授 矢加部 利幸
12 人と機械のあいだのインタフェース 機械・計算機の操作系、即ちインタフェースの善し悪しは、「使いやすさ」ばかりでなく「操作上の面白さ」にまで影響を与えており、その知見はWiiリモコン等に代表される近年のゲームインタフェースにも生かされています。本講義ではインタフェース構築上重要となる人間の生理特性などについて紹介した後、様々なインタフェースシステム、及びその発展形としてのエンタテインメントシステムの最新研究事例について紹介します。
【キーワード】ヒューマンインタフェース、インタラクティブ技術、エンタテインメント

情報メディアシステム学専攻 准教授 野嶋 琢也
13 D級オーディオアンプのロバストディジタル制御 オーディオアンプとしてD級アンプと呼ばれスイッチングアンプが使用され始めています。オーディオアンプにはどのようなスピーカが接続されても同じ特性が維持されることが望まれます。D級アンプを広帯域にし、かつ種々のスピーカに対応できるようにするロバストディジタル制御法を講義します。
【キーワード】D級アンプ、ロバスト制御、ディジタル制御

知能機械工学専攻 准教授 樋口 幸治
14 電波で地球・宇宙を探る 皆さんが携帯電話や地デジなどでおなじみの電波とは、どういう性質を持っているのか、何が測れるのか、またその利用価値が何なのか興味はありませんか。電波を使って、地球や宇宙の目に見えない物理的様相を明らかにすることができます。このように有用な電波観測は、工学技術の進歩に大きく依存していますので、理学と工学の関係も簡単に説明します。
【キーワード】電波、宇宙・地球、リモートセンシング

宇宙・電磁環境研究センター 准教授 冨澤 一郎

カテゴリー2 機械・ロボット

講義No. タイトル 内容
担当講師
1 ヒトのように考える仕組み ロボットをコントロールする一手段としてのニューラルネットワーク、その仕組みを生体計測しながら紹介します。
【キーワード】ニューラルネットワーク、ニューロン、筋肉

知能機械工学専攻 准教授 内田 雅文
2 電子制御の死角 近年話題となった自動車の電子制御の問題を講義します。100個以上のマイコンを搭載する自動車の電子制御の現状と問題、そして対策を説明します。
【キーワード】自動車、電子制御、統合制御

知能機械工学専攻 教授 新 誠一
3 サイボーグ技術と医用福祉機械の展開 人の考えていることや運動意図を、情報処理的に推定することにより、外部の大型の機械などを自由に動かせるような時代が到来します。本講義では、生体電気活動の計測方法から、運動意図の推定法、ロボットなどの制御応用について講義を行います。
【キーワード】人と機械の融合、サイボーグ、生体電気活動

知能機械工学専攻 教授 横井 浩史
4 ロボット要素工学概論 ヒューマンアシストロボットを例として知能機械システムの構成と機能について説明します。さらにそれらを実現するための要素技術(機構・機械要素、電気電子回路、アクチュエータ、センサ、コンピュータ、ネットワーク)を概観し、要素技術の実像として、歯車、ロータリエンコーダ、画像センサを解説します。
【キーワード】ロボット、メカトロニクス、知能機械システム

知能機械工学専攻 准教授 金森 哉吏
5 人間のような知能をもったロボットは作れるか? ロボットは人間のような柔軟な知能をもち得るのでしょうか?この問題の前には、たくさんの壁が立ちはだかっています。そもそも知能とは何なのでしょう。例えば、私達が普段何気なく使っている言葉の意味や、それを「理解する」とはどのようなことでしょう?あらためて考えてみると、これは難しい問題であることに気づきます。この講義では、「理解の仕組み」を足がかりに、真の知能をもったロボットを作る試みについてお話します。
【キーワード】知能ロボット、脳、認知心理

知能機械工学専攻 准教授 長井 隆行

カテゴリー3 数学・物理・化学・生物

講義No. タイトル 内容
担当講師
1 ホタルやクラゲの光は役に立つ ホタルをはじめ様々な発光生物を紹介し、生物が光る原理を解り易く解説します。あわせてホタルクラゲの光が生命科学や環境評価など様々な分野で幅広く利用されていることを簡単に紹介します。
【キーワード】ホタル、クラゲ、生物発光

先進理工学専攻 教授 丹羽 治樹
2 エレクトロニクスを志向した化学とは 我々の生活に溶け込んで、そのありがたみに気付かなくなっているものがたくさんあります。携帯電話ひとつ取ってみても、ディスプレイ、バッテリー、カメラ、メモリ等々のように先進技術の塊です。日進月歩の技術革新の裏にはどのような物理化学が使われているのでしょうか。10歳くらい上の先輩たちが研究開発の主力となって働いています。皆さんがいま勉強している理科が、近い将来必ず役に立つということを語ろうと思います。
【キーワード】材料科学、ナノテクノロジー、固体

先進理工学専攻 教授 石田 尚行
3 先端の化学はおもしろい/ホタルに学ぶ光を作る化学 大学ではどのように化学を学ぶのか。論理的に説明される『大学の化学』の入り口を紹介し、それを基に最先端の化学研究の面白さを紹介します。さらに、講師の専門である「光を作る化学」については、ホタルなどの生物発光の紹介とそれがどのように役に立つのか、簡単な蛍光色素や化学発光の演示をしながら解説します。
【キーワード】大学の化学、最先端の化学、生物・化学発光

先進理工学専攻 准教授 平野 誉
4 光科学の最先端 物理学への入門的な話に引き続き、先端科学研究の例として現代の光科学研究のいくつかを紹介します。
【キーワード】物理学、光科学、レーザー

先進理工学専攻 准教授 桂川 眞幸
5 超伝導とその応用 低温の意義、超伝導現象について、またその応用として、電力、材料、エレクトロニクスなどについてお話しします。
【キーワード】超伝導、エレクトロニクス、量子コンピュータ

先進理工学専攻 准教授 島田 宏
6 ものの形の関係性:入門有機立体化学 ものの形の関係には、「同じ形」、「鏡像関係にある形」、「まったく異なる形」の3つしかありません。そのなかで右手と左手の関係が鏡像関係です。有機化合物には鏡像異性体がありますが、不斉炭素原子が無くても鏡像異性体になるものがあります。また不斉炭素原子があっても鏡像異性体にならないものもあります。この講義では、どのような形をした有機化合物が鏡像関係になるのか、ならないのか、解り易く解説し、有機立体化学の世界に案内します。
【キーワード】有機化合物、異性体、鏡像

先進理工学専攻 教授 丹羽 治樹
7 光学の基礎 光学は物理学の中でも最も長い歴史をもつ学問分野です。レーザー技術の進歩により、光子(フォトン)を利用する技術「フォトニクス」へと発展し、ナノテクノロジーやバイオテクノロジーに適用されています。本講義はフォトニクスの基本となる光学の基礎を解説します。プリズムやレーザーを用いたデモ、3次元写真ホログラムの鑑賞により、全反射、分散、偏光、干渉、回折といった光の振る舞いを実際に目で見て理解を深めて頂きたいと思います。
【キーワード】光学、レーザー、フォトニクス

先進理工学専攻 准教授 岡田 佳子
8 原子レベルの物質設計 マクロスコピックな物質の性質(電気伝導、磁性、色、堅さなど)は、実は原子レベルに遡って理解することができます。逆に、原子の並べ方を制御することで、望みの機能を持った物質・デバイスを設計することも可能なはずです。これを「原子レベル物質設計」といいます。実験と理論をつなぐもう一つの研究の柱である「計算科学」の物質設計に果たす役割をわかりやすく講演します。
【キーワード】計算科学、材料の物性と機能、シミュレーション

先進理工学専攻 准教授 中村 淳
9 実験をとおして物理の面白さを知ろう 身近で簡単な物理の演示実験を行い、クイズと簡単な解説により何故そうなるのか、また、科学が人間生活と密接に結びついていることを伝えます。
【キーワード】物理、実験、クリッカー

先進理工学専攻 教授 阿部 浩二
10 有機金属化学では何ができるのか? 2010年のノーベル化学賞はR. F. ヘック、鈴木章、根岸栄一、3人の先生のパラジウム触媒によるクロスカップリング反応の研究に与えられました。この研究を含む有機金属化学という研究領域は、日本の化学の得意分野です。これらの化学の何がすごいのか、何に役立つのかわかりやすく解説します。時間がゆるせば高校の勉強が大学での学問にどうつながっていくかについてもお話できればと思います。
【キーワード】有機金属化学、クロスカップリング反応、触媒反応

先進理工学専攻 教授 加固 昌寛
11 魔球の秘密 変化球の秘密を解き明かすために、ボールに働く力(ボールと空気との運動量交換)を「渦」に着目して説明します。また、様々なスケールの「渦」が、工学的な機器(自動車、飛行機など)や地球環境問題(オゾンホール、地球温暖化)で果たす役割について概説します。
【キーワード】渦、抗力、揚力

知能機械工学専攻 教授 宮嵜 武
12 電気回路を作って電気と磁気を考えよう 1)コイルを含む回路の過渡現象(実演)から、電流と磁界、電磁誘導を理解してもらいます。(高校の物理の範囲)。その後、変圧器を作り、動作を理解してもらいます。2)電磁誘導に対応して、電場が時間変化すると磁場が誘起することを説明し、電磁波の概念を導きます。3)LC共振回路を使って電磁波による情報の伝搬を実演します。
【キーワード】電流と磁界、電磁誘導、電磁波

先進理工学専攻 教授 浅井 吉蔵
13 高校数学は何の役に立つのか "三角関数の加法定理:咲いたコスモス・コスモス咲いた"、 "逆行列:ad-bc分のa、マイナスb、…"。「一体何でこんなことを覚えるんだ」と皆さん疑問に思うでしょう。そして「受験に出るからしょうがない」と諦めていませんか。でも本当は違うのです。三角関数が無かったら、皆さんの携帯電話は使えません。無味乾燥に思える行列を使って人間の脳の中の病巣部を発見できます。実は数学ほど役に立つ学問はないのです。この講義では、高校数学が、大学の数学、そして社会に応用される研究にいかにつながっていくかを紹介します。
【キーワード】数学、工学、応用

知能機械工学専攻 准教授 奈良 高明

カテゴリー4 電子・デバイス

講義No. タイトル 内容
担当講師
1 赤外線通信を探る 便利な電気・情報機器が身のまわりにあふれていますが、そこで使われている情報伝達の一例として、赤外線通信を取り上げます。例えばテレビなどのリモコンで使われています。受講者が「赤外線検出器」の回路をそれぞれ組んでみる予定です。デジタル信号がやりとりされている様子を実際にみてみましょう。
【キーワード】光、赤外線、情報

先進理工学専攻 准教授 奥野 剛史
2 太陽光発電の基礎と今後の展開 半導体における光吸収とエネルギー変換についての基本物理を解説し、太陽光発電のメカニズムの理解を深める内容です。また、現在の太陽光発電の開発状況や今後の研究開発の展望について述べます。特に電通大でも研究開発を進めている高い変換効率を目指したナノテクノロジーの導入についても分かりやすく説明します。
【キーワード】太陽電池、半導体、エネルギー

先進理工学専攻 教授 山口 浩一
3 計算する電子回路 - ディジタル回路とトランジスタ - 半導体LSIで行われている情報処理は、トランジスタのスイッチングを利用したディジタル計算が基本です。トランジスタを利用した計算方法の初歩について解説します。
【キーワード】トランジスタ、ディジタル、2進数

先進理工学専攻 教授 水柿 義直

カテゴリー5 言語・社会

講義No. タイトル 内容
担当講師
1 世界とは何だろう 世界とは何でしょうか。このような問いが生じることは少ないかもしれません。しかし、一度このような問いが生じてしまうと、当たり前だと思っていた世界が不思議なものに見えてこないでしょうか。これに対しては、究極の解答というものは(今のところ)ありません。このように解答の得がたいものについて考え続ける――これは、いわゆる「大人」の思考だと私は考えています。皆さんも、ちょっと思考してみませんか。
【キーワード】世界、人間、思想

共通教育部総合文化部 准教授 中橋 誠
2 人の認知能力とその工学的応用 人の持つ様々な認知能力を効果的に利用したメディアの可能性についてお話します。特に、五感の相互作用である共感覚的能力や言語情報の効果的な利用方法について考えます。
【キーワード】認知、言語、工学的応用

総合情報学専攻 准教授 坂本 真樹
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