芳原容英教授
研究者情報
ほうばら やすひで
芳原 容英(HOBARA Yasuhide)
キーワード
地球宇宙電磁環境、宇宙プラズマ理工学、大気電気学、地震電磁気学、VLF、気象擾乱、極端気象、災害予測研究内容
ある自然現象が起きる前には事前に何らかの予兆が存在する場合があります。電磁波の観測には予兆をとらえる「先行性」という側面もあり、竜巻やダウンバーストなどの突風、集中豪雨、地震などの予測へつなげることも期待されています。例えば突風の発生前に雷の総数(トータル雷)の顕著な増加が確認されています。国内外各地に出かけて行けたり、社会に貢献できる学問です。
また宇宙から地中まで観測範囲が及ぶ、学問としてのスケールの大きさはもちろん、世界的な規模で国際共同研究が多く行われており、人間的なスケールも広がっていくのも大きな特徴です。
詳細プロフィール
ウェブサイト |
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所属等 | 情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻 宇宙・電磁環境研究センター |
職位 | 教授 |
学位 | 博士(工学) |
主な所属学会 | AGU (米国地球物理学会)、URSI (国際電波科学連合)、日本地球惑星科学連合、日本大気電気学会、情報処理学会、SGEPSS、電気学会日本地球惑星科学連合 |
略歴 |
1997年03月 電気通信大学博士課程修了 1997年04月 ロシア科学アカデミー応用物理研究所客員研究員 1999年04月 宇宙開発事業団招聘研究員 2001年04月 フランス国立学術研究センター 環境物理化学宇宙研究所 リサーチアソシエイト 2003年09月 スウェーデン王立宇宙物理研究所 リサーチアソシエイト 2005年09月 シェフィールド大学 自動制御工学科リサーチアソシエイト 2008年06月 国立津山工業高等専門学校 電子制御工学科 准教授 2009年04月 電気通信大学 情報理工学研究科 教授 |
著書 |
『これからのEMC』科学情報出版、2019年 『ユニーク&エキサイティングサイエンス』近代科学社、2013年(梶谷誠監修) Lightning Electromagnetics, IET、2012年 『VLF/LF送信局電波を用いた電離圏擾乱観測に基づく地震予知研究 「地震予知研究の最前線」』日本専門図書出版、2012年 |
メディア出演 |
2019年12月 NHK BSプレミアム「ダークサイドミステリー」 2015年10月 フジテレビ「<NONFIX>いまさら都市伝説?<Wナイト>【皆神山ピラミッド伝説のゆくえ】」 |