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国立大学法人 電気通信大学

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石川晴雄特任教授

研究者情報

いしかわ はるお
石川 晴雄(ISHIKAWA Haruo)

キーワード

設計開発、多目的性能、同時満足、ロバスト性、背反性、セットベース、集合論

研究内容

製品設計手法に関する研究です。その特徴は、設計対象分野(機械・電子・物理・物性・情報・感性・コスト・顧客指向性など)を問わず、かつこれらの異種分野の性能が背反・混在する多目的同時設計を可能にする手法であることです。
また初期設計から詳細設計まで一貫して適用できます。考え方は数学の集合論をもとにした満足性とロバスト性を基本としていますが、このことを知らなくても使用できるソフトも開発済みです。
これまでにも、自動車のユニット(構造やマフラーなど)、自動運転、燃料電池、電気的雑音の低減、乗り心地、制御系、制御と構造の同時設計、香料、金属の加工問題、加工公差、環境問題対応、材料開発、各種ビックデータ(IoT)などに適用して来ました。また、設計開発に必要な時間(工数)とコストが圧倒的に少ない手法です。共同研究も多数行っています。

石川晴雄特任教授

詳細プロフィール

ウェブサイト
所属等 情報理工学研究科 機械知能システム学専攻
職位 特任教授、名誉教授
学位 工学博士
主な所属学会 日本機械学会、精密工学会、自動車技術会、日本設計工学会
略歴 1977年東京大学工学系博士課程修了(工学博士)、電気通信大学助手、講師、助教授、教授を歴任。現在、特任教授・名誉教授。この間、理事、副学長、学部長、研究科長、評議員を歴任。
また他機関においては、客員研究員(デラウエア大学、ワシントン大学(以上米国)、航空宇宙技術研究所)、顧問教授(同斎大学(中国))、都立北高校運営委員に就任。
学会等では、国土交通省リコールの原因調査・分析委員会委員、日本機械学会商議員・東京ブロック長、自動車技術会企画部会長・構造形成部門委員会委員長、日本設計工学会研究分科会主査等に就任。民間では、(公財)日野自動車グリーファンド理事に就任。
著書 『現代設計工学』コロナ社
『多目的最適化法 - セットベース設計手法による多目的満足化 -』コロナ社
『デザイン科学辞典』丸善出版(一部)
『セットベース設計実践ガイド』森北出版
メディア出演 2018年04月 日経産業新聞
2018年06月 日経クロステック
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