【報告】「UECIA／普段着の国際化」主催～「行った気になろう、外国へ。」を開催
2024年02月29日
「UECIA/普段着の国際化」の第４弾イベント「行った気になろう、外国へ」を、2024年１月17日（水）に開催しました。対象は学生限定の定員制で満員御礼となりました。ランチタイム開催ということで、昼食を取りながら気楽に参加できるスタイルをとり、希望者には大学生協のCO-OPベーカリーのパンを会場で提供しました。
イベントの趣旨は、本学の教員から事前アンケートで集めた海外滞在経験、特に失敗談や珍体験を紹介することにより、学生に海外についての具体的なイメージを持ってもらい、また、海外での活動に対する関心と意欲を高めてもらうことです。
エピソードの内容は、カードの盗難やセキュリティに関わる体験談、酔っ払いや幽霊をめぐるちょっとした冒険、聞き違いによって生じた現地の人とのちぐはぐなやりとり、宗教・文化の違いによって生じた誤解等、多岐に亘っていました。また、最近のものから30年以上前のものまで、時期の幅も広く、ひとりの体験ではカバーしきれない多様なトピックを提供することができました。内容が単なる経験ではなく、失敗談であったことも、海外へ出かける際のハードルを下げ、学生の背中を押す上で効果があったのではないかと考えます。
体験談の紹介にあたっては、昼食をとりながらも学生が自発的に耳を傾け、自身の問題として考えてくれることを期待して、一方向的な情報提供の形ではなく、クイズ形式を採用しました。クイズへの回答や、エピソードに対するリアクションについては、当日Googleドキュメントに書き込んでもらい、それらをイベント進行中にリアルタイムで共有しました。
結果的に、ドキュメント使用と並行して、会場では絶えず驚きの声や笑い声がおこり、参加者の生の反応が相乗効果を生んで、大盛況のうちにイベントは幕を閉じました。
会場の様子