2024.05.09
国立大学法人電気通信大学、調布市およびアフラック生命保険株式会社は2021年度から2023年度までの約3年間、共同で「つながり創出による高齢者の健康推進事業~CDC(調布・デジタル・長寿)運動」を実施してきました。その取り組みの一環として、モデル地区に選定された染地3丁目、深大寺北町1~7丁目・東町5~8丁目にお住まいの65歳から84歳までの皆様(2021年10月1日(金)時点。要支援・要介護認定を受けている方を除く。)を対象に、健康状態や生活のご様子などを伺う、任意のアンケート調査を2回にわたって実施いたしました。
このたび本学は、この調査結果と介護認定情報等を調布市から提供していただき、8つの共同研究機関と連携して、以下の学術的な研究を実施することとなりました。この調査の対象者に該当する可能性がある方で、研究への協力を希望されない場合、あるいは協力を途中でおやめになりたい場合は2024年8月9日(金)までに末尾に記載の問い合わせ先までご連絡ください。
高齢者を対象としたつながり創出による健康推進プロジェクトの効果検証-コホート研究およびアクションリサーチ -
(東京大学医学部倫理委員会 審査番号2022240NI)
(電気通信大学人を対象とする研究に関する倫理委員会 管理番号21068)
この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示すとおりです。
主任研究機関 | 電気通信大学情報理工学研究科 |
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研究責任者 | 大河原 一憲(共通教育部/情報学専攻 教授) |
担当業務 | 統括・データ収集・データ解析 |
研究機関2 | 東京都健康長寿医療センター |
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研究責任者 | 清野 諭 氏(社会参加と地域保健研究チーム 主任研究員) |
担当業務 | 研究デザイン立案 |
研究機関3 | 東京都立大学 |
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研究責任者 | 室田 信一 氏(人文社会部 准教授) |
担当業務 | 研究デザイン立案、データ解析 |
研究機関4 | 昭和女子大学 |
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研究責任者 | 黒谷 佳代 氏(食健康科学部 講師) |
担当業務 | 研究デザイン立案、データ解析 |
研究機関5 | 駒沢女子大学 |
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研究責任者 | 小澤 多賀子 氏(人間健康学部 准教授) |
担当業務 | 研究デザイン立案、データ解析 |
研究機関6 | 早稲田大学 |
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研究責任者 | 鷲崎 弘宣 氏(理工学術院基幹理工学部情報理工学科 教授) |
研究分担者 | 坂本 一憲 氏(グリーンコンピューティングシステム研究機構 客員准教授) |
担当業務 | 研究デザイン立案、システム開発 |
研究機関7 | 大阪経済大学 |
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研究責任者 | 江藤 幹 氏(人間科学部 准教授) |
担当業務 | データ解析 |
研究機関8 | 九州大学 |
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研究責任者 | 鶴ヶ野 しのぶ 氏(キャンパスヘルス・健康支援センター 教授) |
担当業務 | データ解析 |
研究機関9 | 東京慈恵会医科大学 |
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研究責任者 | 嶋澤 順子 氏(医学部看護学科 教授) |
研究分担者 | 清水 由美子 氏(医学部看護学科 准教授) |
担当業務 | データ解析 |
協力機関1 | 調布市 |
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担当部署 | 福祉健康部高齢者支援室 |
担当業務 | 事業運営、住民対応 |
協力機関2 | アフラック生命保険株式会社 |
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担当部署 | スマートシティ共創部 |
担当業務 | 事業マネジメント |
協力機関3 | 調布市社会福祉協議会 |
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担当部署 | 地域福祉推進課 地域福祉コーディネーター |
担当業務 | 事業運営、住民対応 |
協力機関4 | 慶応義塾大学 |
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研究責任者 | 勝川 史憲 氏(スポーツ医学研究センター 教授) |
担当業務 | 医学的監修 |
なし
2022年1月5日(水)~2027年3月31日(水)
ただし、本研究は長期にわたる研究を計画しています。記載の研究期間終了後も継続する場合は、研究期間延長の申請を行う予定です。
2022年1~2月および2023年10~12月に調布市から発送された「シニアの健康長寿に向けた実態調査」のアンケート調査にご協力いただいた方
2022年、2023年のアンケート結果から在住高齢者の生活実態と健康課題について分析し、調布市が実施する健康運動推進事業が健康予後に及ぼす影響を明らかにすることを目的としています。本研究結果は調布市と共有し、健康長寿および健康で安心して住み続けられる地域づくり・まちづくりの施策に役立てていきます。
これまでに「シニアの健康長寿に向けた実態調査2022」「シニアの健康長寿に向けた実態調査2023」のアンケート調査にて収集されたデータを活用した研究です。研究対象者の皆さんに新たにご負担いただくことはありません。
なお、研究計画書や研究の方法に関する資料を入手・閲覧して、研究内容を詳しくお知りになりたい場合は、末尾の連絡先にお問い合わせください。他の研究対象者の個人情報等の保護や研究の独創性確保に支障がない範囲でご提供させていただきます。
この研究に関わって収集される情報等は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。
この研究に関わる個人情報は、調布市から所定の手続きを経て、主任研究機関である電気通信大学のみが受領し、取り扱います。共同研究機関をふくめ、第三者に供与することは決してありません。研究終了後はすみやかに調布市へ返還し、電気通信大学内からは完全に削除致します。
本学が調布市から受領した情報等は、解析する前に氏名・住所・生年月日等の個人情報を削除し、代わりに新しく符号をつけ、どなたのものか分からないようにしています(このことを仮名加工といいます)。仮名加工した上で、パスワードロックをかけたパソコンに保存し、パソコンは鍵のかかるロッカーで厳重に保管します。ただし、必要な場合には、電気通信大学大河原研究室においてこの符号を元の氏名等に戻す操作を行い、結果をあなたにお知らせすることもできます。
この研究のためにご自分(あるいはご家族)のデータ等を使用してほしくない場合は下記の問い合わせ先に2024年8月9日(金)までにご連絡ください。研究に参加いただけない場合でも、将来にわたって不利益が生じることはありません。ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせていただきます。
研究の成果は、あなたの氏名等の個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌、調布市の広報誌等で公表します。発表にかかるデータについては、電気通信大学規程に基づき10年間保管します。
それ以外の収集したデータ等は厳重な管理のもと、2027年3月31日(水)まで保存されます。保管期間終了後には、紙で保存されているデータはシュレッダー処理、個人情報を含む電子データは調布市に移管します。研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示いたしますので下記までご連絡ください。
本研究の結果として知的財産権等が生じる可能性がありますが、その権利は国、研究機関、民間企業を含む共同研究機関及び研究従事者等に属し、研究対象者はこの特許権等を持ちません。また、その知的財産権等に基づき経済的利益が生じる可能性がありますが、これについての権利も持ちません。
この研究は、東京大学医学部倫理委員会の承認を受け、電気通信大学長の許可を受けて実施するものです。
この研究に関する費用は、2021年度から2023年度の3年間、東京都の「子供・長寿・居場所区市町村包括補助事業」を原資とした調布市からの受託事業「つながり創出による高齢者の健康増進プロジェクト~CDC(調布・デジタル・長寿)運動」から支出されていました。
尚、あなたへの謝金はございません。
この研究について、わからないことや聞きたいこと、何か心配なことがありましたら、お気軽に下記の連絡先までお問い合わせください。
電気通信大学 情報理工学研究科
大河原 一憲(共通教育部 健康・スポーツ科学部会/情報学専攻 教授)
電話番号:080-9524-5035(平日9時00分~17時00分)
ファックス番号:042-443-5590
メールアドレス:ohkawara_kazunori@e-one.uec.ac.jp
調布市 福祉健康部 高齢者支援室 高齢福祉担当
〒182-0026 東京都調布市小島町2-35-1
電話番号:042-481-7150(平日9時00分~17時00分)