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ニュースリリース

【ニュースリリース】「大学入学者選抜におけるCBTの活用の推進に向けた連携協力に関する協定」の締結とキックオフシンポジウムの開催について

2024.07.09

このたび、電気通信大学(東京都調布市、学長:田野 俊一)、神田外語大学(千葉県千葉市、学長:宮内 孝久)、佐賀大学(佐賀県佐賀市、学長:兒玉 浩明)および大学入試センター(東京都目黒区、理事長:山口 宏樹)との間で、「大学入学者選抜におけるCBT(Computer Based Testing)の活用の推進に向けた連携協力に関する協定」(以下、本協定)を締結いたしました。

1.協定の名称

「大学入学者選抜におけるCBTの活用の推進に向けた連携協力に関する協定」

2.協定締結日

令和6年6月30日(日)

3.協定締結の目的

本協定は、締結機関の連携協力により、大学入学者選抜におけるCBTの活用を更に推進することを目的とし、ひいてはCBTという新しい試験の在り方に対する社会全体の理解の促進に寄与することを目指すものです。
なお、本協定は、広く大学入学者選抜の改善に資することを目的としており、大学入学共通テストなど締結機関が実施している試験の実施方法を直ちに改めるためのものではありません。

4.本協定に基づく連携協力事項

次の事項について、連携協力します。

  • (1)受験環境の確保やトラブル等の対応体制の構築をはじめとするCBTの実施に係る知見の共有や負担軽減に関すること。
  • (2)大学間の共同的な取組による新たなCBTの活用可能性の拡大に関すること。
  • (3)CBTに対する社会全体の理解の促進に関すること。
  • (4)その他本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること。

5.協定締結の背景

大学入学者選抜におけるCBTの活用には、紙のテストにはない多様な出題・解答形式の実現、入試業務のDX化および遠隔地の受験者獲得等多くのメリットが期待されています。実際には、総合型選抜・学校推薦型選抜など、各大学の独自性が発揮できる小規模な選抜区分において、すでにCBTの導入に成功している大学や、将来における活用を目指している大学があり、実施に関する知見やノウハウが蓄積されつつあります。しかし、受験環境の確保、トラブルへの対応体制の構築、社会の理解など、紙のテストとは異なる細やかな検討事項があり、これらを一つの大学等のみで解決し、実現していくのには困難を伴う状況があります。
そのため、CBTの導入大学と大学入試センターが手を携え、今後のCBTの更なる発展を目指して、今回の協定締結に至りました。

6.キックオフシンポジウムの開催

具体的な取組の一つとして、来る令和6年8月21日(水)に、本協定の締結機関によるキックオフシンポジウム「CBTが拓く大学入学者選抜の新たな地平:大学が自ら運用できるCBTの新しい枠組みを目指して」を開催いたします。参加をご希望される方は令和6年8月6日(火)までに、本協定に係るウェブページ(下記URL)へアクセスし、キックオフシンポジウム参加申込フォームからお申し込みをお願いいたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

詳細はPDFでご確認ください。

公表資料

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