【報告】一般社団法人日本音楽出版社協会・一般社団法人日本レコード協会に感謝状を贈呈
2024年08月27日
電気通信大学では、2017年~2019年の3年間、一般社団法人日本レコード協会による『情報化社会におけるクリエイティブビジネスと著作権』と題する寄附講座を、また2021年~2023年の3年間は、一般社団法人日本音楽出版社協会と一般社団法人日本レコード協会による『AI時代のエンタテインメントビジネスと著作権』と題する合同寄附講座をこれまで開講してきました。これまでの講座を通して本学の人材育成へ尽力いただいたことに謝意を表すものとして、この度、一般社団法人日本音楽出版社協会と一般社団法人日本レコード協会に、大家万明理事(国際・広報戦略担当)および渡邉恵理子教授(副学長(多様なダイバーシティ推進担当))より感謝状を贈呈しました。
昨今、パソコンやスマートフォン、モバイル端末によりさまざまなコンテンツへのアクセスおよび発信が可能となりました。そのうえ、人工知能(AI)は経済・社会・生活のあらゆる場面で浸透しており、従来のビジネスモデルそのものが変化しつつあります。このような時代の、エンタテインメントビジネスにおいては、コンテンツ自体に加え、それを取り巻く技術や著作権に関する知識が必須となります。そうした現場の第一線で活躍する各界の著名講師をゲストに招き、著作権の基礎知識と現場の対応について学びました。
本講座は、情報理工学域全類(1~4年)の学生を対象に、音楽、放送、出版、ゲームなどクリエイティブ産業の具体的なビジネスの内容とそれらを支える法制度(知的財産権)について、各界で活躍するゲスト講師により、リレー形式で授業を行いました。
さらに、今年度からは、一般社団法人日本音楽出版社協会による新たな寄附講座『AI時代の著作権ビジネス』も実施予定であり、知的財産教育と産業界における知的財産関連ビジネスの現状を融合させることにより、次代を担う学生のクリエイティブ産業に対する関心を高めるとともに、知的財産・著作権制度の理解を更に深めたユニークで特出した人材の育成を目指しています。
(左から)稲葉豊会長、大家万明理事
(左から)楠本靖常務理事、大家万明理事
(左から)平野達郎副会長、栗田秀一副会長、稲葉豊会長、大家万明理事、渡邉恵理子教授
(左から)丹野祐子部長、渡邉恵理子教授、大家万明理事、楠本靖常務理事、畑陽一郎顧問、須貝あゆみ理事・事務局長