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【ニュースリリース】「見るを、見つめる。」へ-タブレットで実現する教育・生活支援の新展開 ~スマイル・タブレット・プロジェクト国内およびチュニジア共和国への新章スタート~

2025.05.01

国立大学法人電気通信大学(東京都調布市、学長:田野俊一)国際社会実装センター 石垣陽センター長らは、株式会社ビデオリサーチおよび株式会社ビデオリサーチコミュニケーションズから新たに2,000台のタブレット端末の寄贈を受け、国内外における教育・生活支援プロジェクトへの新たな支援を開始します。

背景

2020年から開始したスマイル・タブレット・プロジェクトは、これまでに9カ国、1.5万台以上の寄贈実績を重ねてきました。今回、ビデオリサーチグループの企業理念である「見るを、見つめる。」という考えに基づき、新たな支援の形として、国内のさまざまな支援が必要な世帯や、新たにチュニジア共和国の子供たちへの支援を展開します。

プロジェクトの新展開

今回、「見るを、見つめる。」というコンセプトのもと、次のような3つの新しい取り組みを開始します。

  1. 新たな支援先として、チュニジア共和国の小学校への支援を拡大
  2. 遠隔での眼科検診実施やAIを活用した視力検査アプリケーションの導入
  3. 日本国内の子供たちや高齢者のICTスキル向上による、自立と生活基盤の確立支援

このたび上記の1に関して、4月21日(月)にチュニジア共和国大使公邸にて、アハメッド・シャッフラ駐日チュニジア大使(H.E. Mr. Ahmed CHAFRA, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Republic of Tunisia to Japan)の参加のもと、タブレット寄贈式が執り行われました。今後は、チュニジア全土の78校の農村部小学校を対象としてタブレットが届けられる予定です。

チュニジア共和国大使公邸でのタブレット寄贈式の様子
(写真中央:左、アハメッド・シャッフラ駐日チュニジア大使、右、大家万明理事(国際・広報戦略担当))

日本国内での活用の様子
(写真提供:北海道の自己探究塾ALOP、NPO法人マイスペース美幌様

今後の展開

2025年度内での配布完了を目指すとともに、支援効果の定期的な検証を行います。また、新規協力団体との連携も積極的に推進し、持続可能な支援モデルの構築を目指します。これらの活動を通じて、健康管理意識の向上、教育機会の格差是正、就労支援による自立促進など、多面的な効果が期待されます。

詳細はPDFでご確認ください。

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