2025.09.16
電気通信大学(UEC)は、2025年9月6日(土)、かねてより本学との研究協業および教育協業を実施しているASEAN地域の協定機関、政府機関および企業から研究者や役職員を一堂に招へいし、The 12th UEC Seminar in ASEAN, fiscal 2025を開催しました。会場はタイ・チョンブリーにある協定校ブラパー大学(BUU)です。本年のUEC Seminarの開催テーマは "Advancing UEC-ASEAN Collaboration and International Engagement" であり、関係者が一堂に会することにより、より一層の協業を促進することを開催のねらいとするものです。
UEC Seminar in ASEANは、UEC ASEAN教育研究支援センター(UAREC)主催の行事で、2015年からASEAN地域において毎年開催しています。今回のセミナーは12回目の開催となり、現地会場を中心に、オンライン参加者とも連携するハイブリッド形式で実施されました。
セミナーでは、KITSUWAN NATTAPONG准教授(UEC ASEAN教育研究支援センター長)、田野俊一学長および会場校であるBUUのWatcharin Gasaluck学長の開会スピーチに続いて、在タイ日本国大使館からの代表者、ASEAN地区協定校・研究機関からゲストスピーチをいただきました。その後、大家万明理事(国際・広報戦略担当)から研究および国際交流プログラム紹介を含む、本学の研究・学生交流についての紹介が行われました。また、本学とASEAN地域との研究交流紹介、日本学術振興会バンコク研究連絡センター等のASEANを拠点に活動する各機関からのプログラムの紹介、本学同窓会会長 森淳氏(一般社団法人目黒会)からの挨拶および活動紹介が行われました。最後は、大家理事のスピーチによりセミナーを閉会しました。
ASEAN各国の大学と企業、政府系機関の代表者など、会場およびオンラインでの参加を合わせて過去最多の120名以上の登録参加者がありました。会場およびオンラインで参加、発表していただいた講演者、参加者の皆様に厚く御礼申し上げます。セミナー中あるいはセミナー前後に多くの協業議論が行われており、今後、ASEAN地区と本学との間でさらなる教育交流、研究交流が進展していくことが期待できます。