イベント情報

脳・医工学センター研究セミナー【7月31日ハイブリッド開催】

2025.07.09

下記の通り、第121回研究セミナーを本学とオンラインでのハイブリッド形式で開催いたします。是非ご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。

概要

講師である萩原氏は、末梢神経障害に起因する難治性疼痛の治療を専門にしています。一般的に末梢神経障害では、障害部位から末梢側(遠位)に筋力低下や痺れが生じる"遠位症状"が知られます。実は、中枢側(近位)に痛みが生じる"近位症状"も報告されていますが、画像診断の進歩と専門性の細分化に伴い、このことは往々にして見逃されています。最も一般的な単神経障害である手根管症候群(CTS)は、肩や首の痛みや、複合性局所疼痛症候群(CRPS)に代表される難治性疼痛との関連が多く報告されています。本講演では、近代以降のCTSの歴史、実臨床で用いる神経伝導検査などの評価、診断的治療としての超音波ガイド下神経ブロック、手術治療の最前線を提示します。パソコン作業やスマートフォン操作とも密接に関連する「肩こり」は国民病ですが、難治性疼痛との共通点があり、早期の段階で手指ストレッチなどのリハビリテーション介入を行えば、増悪を予防できる可能性が高いのです。

第121回 CNBEセミナー
開催日時 2025年7月31 日(木)14時40分~16時10分
開催方法 東3号館306教室+Zoomによるハイブリッド形式開催
題目 「肩こり」に対する末梢神経障害に着目した難治性疼痛治療アプローチ
講師 萩原 祐介 氏(東邦鎌谷病院 整形外科・手外科・末梢神経外科 博士)
司会 横井 浩史(脳・医工学研究センター 教授)
費用 無料
申し込み方法 下記フォームから申し込みをください。
※お申込みいただいた方の登録メールアドレス宛に、Zoomミーティングのリンクが送信されます。
問い合わせ窓口 脳・医工学研究センター 事務局
メールアドレス: cnbe-secretary-group@gl.cc.uec.ac.jp

詳細は、以下のウェブサイトでご確認ください。

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