2025.05.30
田原康之・清雄一研究室の羽田拓朗協力研究員(情報学専攻)が、2025年5月22日(木)にホテルグランドアーク半蔵門にて開催された第32回警察研究論文奨励賞授賞式において、JP生きがい振興財団警察研究論文奨励賞「情報通信研究の部」最優秀賞を受賞しました。
本賞は、警察職員による警察の科学技術に関する優れた研究論文を表彰するものです。受賞者の羽田協力研究員は、警察庁刑事局組織犯罪対策部組織犯罪対策第一課に所属しています。
今回は、2024年1月から12月までに公刊物に掲載された論文を対象に選定され、1件の論文が最優秀賞を受賞しました。SNS上で闇バイトなどの犯罪に関連する募集が行われる際、隠語が使用される傾向があります。これまで検出が難しかった複合語型隠語を高い精度で検出する方法を提案したことが評価されました。
【受賞者】羽田 拓朗
【受賞論文】単語の関連性に着目した複合語型隠語の検出, 情報処理学会論文誌, Vol.65, No.12, pp.1735-1748, 2024
【著者】羽田 拓朗、清 雄一、田原 康之、大須賀 昭彦