2026.01.13
角田博保客員教授と中山泰一教授(情報・ネットワーク工学専攻)らが、2026年1月9日(金)~11日(日)にホテルラフォーレ那須とオンラインにて開催された第67回プログラミング・シンポジウムにおいて山内奨励賞を受賞しました。
同シンポジウムは、通常のシンポジウムとは異なり、自由な雰囲気の中で、計算機の無限の可能性を開拓していく「夢のシンポジウム」を目指したものです。
1960年に第1回目が開催されて以来、これまでに将来を展望したプログラミング技術などに関して、毎年活発な討論が行われ、その中から数多くの斬新なアイディアが生まれてきました。
山内奨励賞は、プログラミングに関する優れた業績を顕彰し研究を奨励することによって学術文化の向上発展に寄与することを目的として設置された伝統ある著名な賞です。
角田客員教授と中山教授らは、第66回プログラミング・シンポジウムにおいて「大学入試を中心とした情報分野の学力評価手法の検討~プログラミング問題を中心としたEMIU情報模試2024夏の結果分析~」の研究発表を行い、山内記念会の選考により本賞の受賞が決まりました。
本研究は、2025年から大学入学共通テストに導入された「情報」について、大学入試での出題・評価方法を多面的に検討する研究プロジェクトの一環として行われたものです。特に、IRT(項目応答理論)を想定した多肢選択問題と一般的な大問中問形式の相関を分析し、その中でもプログラミング分野に焦点を当てた検討を行っています。情報科目履修の有無による傾向分析や誤答傾向の詳細な考察など、今後の情報入試の設計や高等学校における指導方針に資する、きわめて実践的な研究内容です。今後ますます重要性を増す情報入試に対し、すでに実施された模擬試験の520名分の実データに基づく分析は、新規性・有用性・信頼性のいずれの点でも高く評価でき、山内奨励賞に相応しい発表として推薦します。
【受賞者】谷 聖一(日本大学)、植原 啓介(慶応義塾大学)、辰己 丈夫(放送大学)、西田 知博(大阪学院大学)、角田 博保(電気通信大学)、筧 捷彦(早稲田大学/東京通信大学)、高橋 尚子(國學院大學)、中野 由章(工学院大学)、中山 泰一(電気通信大学)、萩原 兼一(大阪大学)、坂東 宏和(獨協医科大学)、安田 豊(京都産業大学)
【発表題目】大学入試を中心とした情報分野の学力評価手法の検討 ~プログラミング問題を中心としたEMIU情報模試2024夏の結果分析~(第66回プログラミング・シンポジウム予稿集, pp.45-55(2025))