UECコミュニケーションミュージアム基金

歴史が紡ぐ情報通信の世界へ―触れて、動かし、感じる驚きの体験-

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UECコミュニケーションミュージアムは、無線通信機器やコンピュータなど本学の教育研究に関連する歴史的機器や資料を収集・保存・展示し、総合コミュニケーション科学の創造を使命とする本学の博物館として広く利用されることを目的としています。

電気通信大学(UEC)は、1918年に創立以来100年以上にわたって国内外の情報通信技術の発展に寄与してまいりました。UECコミュニケーションミュージアムでは、業務用だけでなくアマチュア無線を含め、無線設備や航法装置をはじめとする貴重な収蔵品を多数展示しており、多くの皆様にご来館いただいております。7つの常設展示室には、日本初の光ファイバー海底電線や、歴史的なラジオ、2023年度日本天文学会認定日本天文遺産に認定された星間塵合成実験装置など、通信・情報技術の歴史を物語る展示が盛りだくさんです。

またご要望があれば、リレー式計算機やエジソン蓄音機、モールス通信機などが実際に動く様子をご覧いただけます。

今後は新しい情報処理等の分野や学外の博物館との連携等、今まで以上に教育・学術の発展に貢献する運営に努め、皆様に愛され続ける博物館でありたいと願い、「UECコミュニケーションミュージアム基金」を創設いたしました。皆様からいただいたご寄附を、情報コミュニケーション資産の持続的保全と次世代への伝承、通信の過去、現在、未来を探索、体験する場の充実・発展のために活用させていただく所存です。

是非とも本趣旨にご賛同を賜り、皆様のご支援、ご協力をいただきますよう心よりお願い申し上げます。

UECコミュニケーションミュージアムオリジナルサイト
https://www.museum.uec.ac.jp/

UECコミュニケーションミュージアム「初めての方へ」
https://www.uec.ac.jp/facilities/information/museum/

<ご寄附は以下の活動に役立たせていただきます>

  • 本ミュージアムにおける収蔵品の収集・保存・展示・修理
  • 本ミュージアムにおける企画展の開催
  • 本ミュージアムにおける教育普及貢献活動
  • 本ミュージアムにおける研究活動
  • 本ミュージアムの目的達成に必要な活動

館内案内

第1展示室

火花放電を利用した初期の無線機に始まって、第二次世界大戦で使われた軍用無線機、大型の海上無線機、テレビ局用の大型アナログ送信機など無線通信や放送の歴史を作ってきた様々な機器を展示しています。

第2展示室

電信・電話機、オーディオ、ラジオ、テレビ、コンピュータなど各種の機器を展示しています。また、発明家エジソンが約100年前に作ったエジソン蝋管蓄音機の音を聞くこともできます。

第3展示室

世界に1台しか現存していない世界最初のダイバーシティラジオ HALLI-CRAFTERS DD-1や、歴史的な無線通信機を数多く展示しています。

第4展示室

本学に設置されていた気象衛星「ひまわり」の受信装置(MDUS)と、気象庁気象衛星通信所に最初に設置されたデータ処理装置を展示しています。

第5展示室

本学の前身である無線電信講習所の教室を再現しています。実際にモールス信号を送受信して当時の授業の様子を体験することができます。また、希少な1925年製のN&K社 マグネチックホーンスピーカーも展示しています。

第6展示室

フレミングの法則で有名なフレミングが20世紀初頭に発明した最初期の2極管から、第二次世界大戦当時に使われていた国内外の軍用管、オーディオ管、撮像管/受像管、マイクロ波管など、多くの真空管を展示しています。

第7展示室

日本最初の核磁気共鳴装置(NMR)を展示しています。現在の先端医療に欠くことのできないMRIの原型が本学で発明されたことを目の当たりにすることができます。また、本学で発明された技術により開発された日本初の電波時計も展示しています。

UECコミュニケーションミュージアムでは、以下の活動を行っています。

【企画展の開催】

学内行事(夏と秋の大学オープンキャンパス)の開催時期にあわせて企画展示(令和5年度は「ラジオが輝いていた時代」)を開催。
企画展示チラシのサムネイル

【見学対応(展示物の解説等)】

個人、高校生、海外の大学生、学内授業、企業の初任者研修

【研究活動】

研究紀要の発行

【取材、撮影等協力】

雑誌・動画への取材・撮影協力、テレビ番組への収蔵品の貸出、技術調査協力。

【広報活動】

チラシ、カレンダーの作成、ホームページ、X等での情報発信。

【環境整備】

入口付近に設置されているパラボラアンテナ周辺の整備、ミュージアムのキャラクター「マールス」を描画

【その他】

  • 寄贈品の受入
  • 学会遺産等認定対応(2023年度日本天文学会認定日本天文遺産「星間塵合成実験装置」等)
2024年9月25日 その他 JARLへ寄贈した受信機がUECに移管され、維持頂いているとお聴きしております。企業在職当時もリクルートで大変お世話になりました。
2024年9月9日 法人(同窓生) わずかな額で恐れ入りますが、UECコミュニケーションミュージアムの存続にお役立ていただければと存じます。
2024年7月8日 同窓生 2024カレンダーありがとうございました。 あれらで通信実技をしたんだなあと思い出します。
2024年1月22日 同窓生 何回か見学させていただき、貴重な収蔵品に感銘を受けました。貴重な資料を次世代に受け継いで行くため、僅かではありますが寄付させていただきます。
2023年11月22日 同窓生 ミュージアムの発展を祈っています。
2023年11月8日 その他 卒業生ではありませんが、高校の先輩とのご縁でUECコミュニケーションミュージアムを拝見しました。通信に関わる歴史として貴重な展示と保存を継続して頂きたく、些少ですが寄付させて頂きます。
2023年7月25日 同窓生 通信が好きで電通大に入学した。是非ミュージアムを訪問したい。

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