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お知らせ

【メディアリリース】「新型SnO2ナノ粒子/Pt3Co/C電極触媒の開発に成功」記者会見のご案内

2015年10月15日

燃料電池車本格普及のための障害となっている高性能、高耐久性電極触媒開発のため、Pt3Coバイメタルナノ粒子表面に選択的にSnO2ナノアイランドを形成させる手法を開発し(特許出願)、触媒ナノ粒子の表面構造と電子状態を同時にチューニングする方法を見出すことで、新型SnO2ナノ粒子/Pt3Co/C燃料電池電極触媒を設計・作製することに成功し、高い性能と耐久性を実現しました(アメリカ化学会誌 Journal of the American Chemical Society に掲載確定)。燃料電池解析用に電通大/NEDO が建設した大型放射光施設SPring-8 の世界オンリーワン・世界最高性能のX 線吸収微細構造(XAFS)ビームラインBL36XU と高分解能電子顕微鏡を用い、独自に設計したSnO2ナノ粒子/Pt3Co/C 触媒の活性構造と電子状態の解析にも成功し、今後の燃料電池車本格普及のための燃料電池触媒設計の一つのガイドラインとなるものと期待されます。
下記のとおり記者会見を開催いたしますのでご参集頂きたく、ご案内申し上げます。

記者会見

1.日時
平成27年10月21日(水曜日) 14時00分から15時00分
 報道解禁日
平成27年10月22日(木曜日) 00時00分(日本時間)
2.発表場所
電気通信大学 本館5階会議室1
東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
3.発表者
岩澤 康裕(燃料電池イノベーション研究センター センター長・特任教授)
  • 共同研究者:電気通信大学 燃料電池イノベーション研究センター
    • (鷹尾、関澤、Samjeske、永松、金子、東、長澤、山本(徳島大学:電通大客員准教授)、
      宇留賀(高輝度光科学研究センター(JASRI)SPring-8:電通大特任教授))
4.配布資料
当日に資料(成果の図を含んだもの)を配布します。
5.会場までの地図
下記リンクをご参照ください。

問い合わせ先

研究内容
国立大学法人電気通信大学燃料電池イノベーション研究センター
センター長・特任教授 岩澤 康裕
電話番号:042-443-5921
メールアドレス:iwasawa@pc.uec.ac.jp
報道関係
国立大学法人電気通信大学 総務課広報係 [担当:平野、岡村]
電話番号:042-443-5019
メールアドレス:kouhou-k@office.uec.ac.jp

詳細は下記PDFをご覧ください。