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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

学修におけるAI利用に関する注意事項

2023年07月25日

2023年04月25日

理事(教育・国際戦略担当) 阿部 浩二
副学長(教育担当)     村松 正和

近年、ChatGPT, DeepLなどのさまざまな AIツールが発展し、正確さ・便利さを増してきています。これらのツールを用いて、誰でも手軽に翻訳・要約したり、文書を書いたり、画像を生成したりできるようになりました。

共創進化スマート大学を目指す本学としては、これらのAIはまさに研究対象であり、共に進化していく対象でもありますので、本学学生にはこれらのAIツールの仕組みを理解して使いこなせるようになって欲しいと考えています。

この文書では、本学において学生がAIツールを使いこなす上での留意点を2つ挙げ、注意を喚起します。

1.個人情報や機微情報、機密情報を外部送信しないこと

ChatGPT、DeepLを含むさまざまなAIツールにおいて、入力した情報が意図せず用いられたり、流出したりする可能性が否定できません。秘密にするべき情報は決して学外に送信しないよう心がけてください。

2.AIツールの出力をそのままレポート等の解答として提出しないこと

例えばプログラミング課題を自らせずにChatGPTにやらせるのでは、プログラミング技術の習得にはつながらないのは自明です。同様に、ChatGPTの出力をそのままレポートとして提出したのでは、自らの学修につながりませんし、内容が誤っていたり、剽窃であったりする可能性さえあります。提出物に対する全ての責任は自らが負うことを自覚し、正確性のチェック、剽窃の有無のチェックを怠らないように注意してください。
また、授業担当教員等がレポート等を課す際に、使用した生成AI等のツール名や使用範囲等を記載するよう指示があった場合は、特に注意して、記載漏れのないようにしてください。
なお、生成AIについては、今後も急速な進歩が続くことが想定されるため、状況に応じ、適宜見直しがされる可能性があります。

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