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国立大学法人 電気通信大学

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お知らせ

【報告】「UECIA/普段着の国際化」主催~学生・教職員が講演者と世界食糧危機を議論

2023年11月13日

本学は、国際化推進のために本学構成員全員に関わる「普段着の国際化(UECIA※)」活動を推進しています。その一環として、2023年10月30日(月)4限に世界食糧危機を話題としたUECIAイベントを附属図書館Agoraの講演用オープンスペースで開催しました。

  • ※UECIAとは、UEC Casual Internationalization Activityの頭字語で「うぇっしゃ」と読みます。学長を代表とする組織委員会の下に実行委員会とワーキンググループを置いて活動しています。

イベントは、2020年ノーベル平和賞の対象となったWFP国連世界食糧計画の元職員Gordana Jerger氏を話題提供者にお迎えして、渡辺信一特任教授(UECIA実行委員会代表/国際教育センター)の挨拶から始まりました。
Jerger氏は渡辺教授の50年来の旧知で、WFPのラテンアメリカDeputy Regional DirectorやニカラグアのCountry Directorなどを務め、35年以上に亘って飢餓撲滅に尽力されました。Jerger氏によるプレゼンテーションの主題は、飢餓との闘いにおける多国間主義の重要性でしたが、それに関連するGeographic Information System(GIS)や難民支援のための虹彩認証などのテクノロジーの活用も説明されました。このプレゼンテーションが、引き続き行われた参加者との活発なディスカッションの導入になりました。

ディスカッションでは留学生を始め、教職員からもさまざまな視点からの発言が熱心に行われ、予定の時間を使い切ってからの議論はソフトドリンクを片手にした懇親会まで継続されました。災害や紛争による飢餓に対する食糧支援活動を越えた、より根本的な問題解決や若手向けのWFPインターンシップなども話題に上がり、議論は大いに盛り上がりました。

学生と教職員が共に積極的かつ本音で議論する場は「普段着の国際化(UECIA)」に相応しく、参加者からも面白い企画だという賛同のコメントがありました。今後の活動を通じて本学の一層の国際化が期待されます。

笑顔で議論する様子

笑顔で議論する様子

懇親会の様子

懇親会の様子