このページの先頭です

メニューを飛ばして本文を読む

国立大学法人 電気通信大学

ここから本文です

お知らせ

【報告】「UECIA/普段着の国際化」主催~学生・教職員が"海外で研究する必要性"を議論

2023年12月08日

本学は、国際化推進のために本学構成員全員に関わる「UECIA/普段着の国際化」活動を推進しています。その一環として、2023年11月30日(木)に附属図書館2階のAgoraで「若手は海外へ研究しに行け!」と題したUECIAイベントを開催しました。(UECIAは"うぇっしゃ"と読みます。)

本イベントは渡辺信一特任教授(UECIA実行委員会代表/国際教育センター)の挨拶の後、企画提案者の瀧真清教授(基盤理工学専攻)が、"若手"は海外での研究を通じて、学問的にも文化的にも視野を広げて複合的な視点で研究することの薦めについてのプレゼンテーションを行いました。

次に、米国のさまざまな大学医学部で30年以上にわたり基礎研究、学生教育、臨床治療に携わられたWisconsin大学の名誉教授で本学の客員教授であるJay Yang氏にご登壇いただき、海外(主に米国)での留学や共同研究についての議論と情報交換を行いました。Yang氏は、最近報告された世界における日本の研究力の現状を解説し、米国の研究グラントの仕組みやキャリア形成などについて説明しました。
その後Yang氏、瀧教授、渡辺特任教授の3名に加えて、菅虎雄学術技師(教育研究技師部)、森田桂花特任准教授(アドミッションセンター)、久野美和子客員教授(産学官連携センター)をパネリストに、イベント前に実施したアンケートと当日回収した質問項目「米国留学や国際共同研究での予算獲得法」、「米国留学や共同研究時のツテの作り方」、「米国留学時に学生や教員に求められる英語レベル」、「日米の研究環境/生活環境のメリット・デメリット」、「ライフイベントと研究の両立や女性への支援制度等」についてパネルディスカッションを行いました。

留学生からの英語による質問を始め、教職員からもさまざまな視点からの発言があり、予定の時間を超過してイベントは終了しました。

学生と教職員が共に積極的かつ本音で議論する場は「UECIA/普段着の国際化」に相応しく、今後の活動を通じて本学の一層の国際化が期待されます。

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子