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国立大学法人 電気通信大学

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イベント情報

【ニュースリリース】女子中高生向けイベント匠ガールプロジェクト2023「夏休みは電通大でラボ体験」

2023年06月12日

2023年6月14日 更新

電気通信大学(学長:田野俊一、以下「本学」)は、2023年7月15日(土)に「匠ガールプロジェクト2023-夏休みは電通大でラボ体験-」を開催します。

概要

「匠ガールプロジェクト2023-夏休みは電通大でラボ体験-」は、女子中高生向けのイベントです。本イベントは5つの体験プログラムから1つの体験ができます。1つ目のテーマ「バーチャルリアリティのための視覚インターフェイス」では、バーチャルリアリティの基本的な考えを学んだあと、映像を空中に表示する技術などの研究を紹介します。そのあと工作用紙といくつかの光学素子を使って、空中像を表示する装置を自分自身で作ります。最後に最新の研究成果を体験を通して紹介します。2つ目のテーマ「ロボットで専門家の医療技能を再現してみよう」では、AI・ロボット・IoT技術の援用により、いつでも、どこでも、だれでもがある一定水準以上の医療を提供したり、これを享受することを可能にするための将来の医療基盤技術『医療技能のデジタル化(医デジ化)技術』について体験します。3つ目のテーマ「エレクトロニクス志向の材料づくり〜匠な物質科学と有機化学」では、いまや電導体にも磁石にもなる有機化合物(炭素を含む化合物)は、材料設計・合成開発・機能評価さまざまなステージにおいて匠の技が必要です。今回はその一つであるディスプレーやイメージングに使われる基本材料として蛍光色素を合成する秘伝の技をお伝えします。4つ目のテーマ「マジでつよい磁石を作ってみよう」では、身の回りの磁石よりももっと強い磁石を作ります。また、強い磁場がかかると、ものにどんな変化があるのか観察します。5つ目のテーマ「抗体を用いた海馬神経細胞の染色と観察」では、脳は神経細胞間で情報がやり取りされることにより機能していますが、神経細胞には他の細胞に情報を送る「軸索」と、情報を受け取る「樹状突起」という2つの機能的・構造的に異なる領域を持っています。今回は抗体を用いて、これらの領域に存在するタンパク質を染色して神経細胞の構造の理解を深めます。
本イベントは対面のみの開催となります。定員は合計59名(要事前申込 先着順)です。参加費は無料です。

匠(タクミ)ガールプロジェクトとは・・

日本はものづくりの国ともいわれる一方で、理工系分野における女性比率は10%程と、依然として低い割合です。本学ではものづくりの国である日本から世界で活躍する女性研究者・技術者が生まれるようにという思いから、「匠(タクミ)ガールプロジェクト」と称して、女子中高生の理工系分野へ進学支援の取り組みを進めています。
本プロジェクトは 2023年に日産財団リカジョ育成賞奨励賞を受賞しました。

開催日時

2023年7月15日(土)9時30分から16時00分(予定)(お昼休憩12時00分から13時30分)

テーマ

  • 「バーチャルリアリティのための視覚インターフェイス」 ※8月24日(木)開催に変更になりました。
  • 「ロボットで専門家の医療技能を再現してみよう」
  • 「エレクトロニクス志向の材料づくり~匠な物質科学と有機化学」

以上の3テーマは午前の部、午後の部があります。(同内容)

  • 「マジでつよい磁石を作ってみよう」
  • 「抗体を用いた海馬神経細胞の染色と観察」

以上の2テーマは午前・午後を通しての体験となります。

開催形式

対面形式

申し込み方法

ウェブサイトにて6月15日(月)10時より申し込み開始
(申し込み案内別添・申し込みは以下のページから)

参考資料

詳細はPDFでご確認ください。