情報・ネットワーク工学専攻のディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシー
大学院情報理工学研究科（博士前期課程）
情報・ネットワーク工学専攻のディプロマ・ポリシー
幅広く深い科学的思考力
コンピュータ・通信・ネットワーク・メディア処理・ヒューマンマシンインタフェース・数理情報解析技術など、高度コミュニケーション社会の基盤となる情報・通信・ネットワーク技術の諸分野において、数理的・物理的思考力に基づいて様々な課題に取り組み、解決できる能力を有する。
科学者・技術者としての倫理観および社会性・国際性
実社会における情報通信技術の有用性、多様性、危険性等についての認識を有し、科学者・技術者としての見識に基づいて行動することができる。また、科学者・技術者として必要な語学能力を有する。
論理的コミュニケーション能力
高度な専門知識および自分の研究内容について、その意義、目的、方法、問題点、成果等に関して他人とコミュニケーションを行い、討論を進める能力を有する。
情報・ネットワーク工学専攻のカリキュラム・ポリシー
1. 教育課程の編成方針・教育内容及び教育の実施方法に関する方針
幅広く深い科学的思考力
情報数理工学、コンピュータサイエンス、情報通信工学、電子情報学の４プログラムがそれぞれの専門的特徴を活かした専門科目を開設します。学生はその中から幅広く受講科目を選択でき、深い専門性と多様な学問的素養を身につけることができます。
学生は研究室に所属し、修士論文の完成を目指して教員の指導を受けます。その過程で、研究に必要な専門知識とともに、問題発見や課題遂行のための自立的能力、口頭発表や研究討論などで必要となるコミュニケーション能力を修得します。
科学者・技術者としての倫理観および社会性・国際性
通常の専門科目および研究指導に加えて、大学院技術英語および多様な大学院産業連携科目を開設しており、それらの受講を通して、専門性にとらわれない幅広い視点から情報通信技術と社会との関連についての理解を深め、対処能力を高めます。
全学で実施される情報倫理および研究倫理に関するeラーニング等と併せて、研究室においてコンピュータの使用および研究を進める上での倫理的側面に関する指導等を行います。
論理的コミュニケーション能力
授業、研究指導、セミナーへの参加、修士論文の発表などの場を通して、専門的内容に関する説明、理解、討論などの論理的コミュニケーション能力を高めます。
2. 学修成果の評価に関する方針
授業科目の成績評価は、試験、レポート等で行い、成績は、優・良・可及び不可の4種類の評語をもって表し、優・良及び可を合格とします。ただし、研究科が指定する授業科目の成績は、合格・不合格で表します。合格した者には所定の単位を付与します。修士論文については、審査基準と審査方法を明示し、それに基づき修士論文の内容ならびに修士論文発表会での発表および質疑応答を通じて論文審査および最終試験を行い、評価します。
大学院情報理工学研究科（博士後期課程）
情報・ネットワーク工学専攻のディプロマ・ポリシー
幅広く深い科学的思考力
コンピュータ・通信・ネットワーク・メディア処理・ヒューマンマシンインタフェース・数理情報解析技術など、高度コミュニケーション社会の基盤となる情報・通信・ネットワーク技術の諸分野において、数理的・物理的思考力に基づいて様々な課題を自ら発掘し、自ら解決できる能力を有する。
科学者・技術者としての倫理観および社会性・国際性
実社会における情報通信技術の有用性、多様性、危険性等についての深い認識を有し、科学者・技術者としての深い見識に基づいて行動することができる。また、科学者・技術者として国際的に活躍するために必要な語学能力を有する。
論理的コミュニケーション能力
高度な専門知識および自ら課題設定した研究内容について、その意義、目的、方法、問題点、成果等に関して他人とコミュニケーションを行い、深い討論を進める能力を有する。
情報・ネットワーク工学専攻のカリキュラム・ポリシー
1. 教育課程の編成方針・教育内容及び教育の実施方法に関する方針
幅広く深い科学的思考力
情報数理工学、コンピュータサイエンス、情報通信工学、電子情報学の4プログラムがそれぞれの専門的特徴を活かした専門科目を開設します。学生はその中から幅広く受講科目を選択でき、深い専門性と俯瞰的で幅広い学問的素養を身につけることができます。
学生は研究室に所属し、博士論文の完成を目指して教員の指導を受けます。その過程で、研究に必要な専門知識とともに、問題発見や課題遂行のための自立的能力、口頭発表や研究討論などで必要となるコミュニケーション能力、深い学識および創造性を修得します。
科学者・技術者としての倫理観および社会性・国際性
通常の専門科目および研究指導に加えて多様な大学院産業連携科目を開設しており、それらの受講を通して、専門性にとらわれない幅広い視点から情報通信技術と社会との関連について幅広く理解を深め、対処能力を高めます。
全学で実施される情報倫理および研究倫理に関するeラーニング等と併せて、研究室においてコンピュータの使用や研究を進める上での倫理的側面、および自立した研究者に要求される社会的責任についての指導等を行います。
外国語の論文講読・執筆および国際会議での発表を通して、国際性と語学力を修得します。
論理的コミュニケーション能力
授業、研究指導、セミナーへの参加、博士論文の発表などの場を通して、専門的内容に関する説明、理解、討論などの論理的コミュニケーション能力を高めます。
2. 学修成果の評価に関する方針
授業科目の成績評価は、試験、レポート等で行い、成績は、優・良・可及び不可の4種類の評語をもって表し、優・良及び可を合格とします。ただし、研究科が指定する授業科目の成績は、合格・不合格で表します。合格した者には所定の単位を付与します。
博士論文については、審査基準と審査方法を明示し、論文発表会及び審査会における発表と質疑応答を通じて、適切かつ明確な研究目的と課題が設定されているか、新規性、有効性、信頼性、学術性が高い研究成果が提示されているか、理論的かつ明確な論文内容であるか等の観点から審査を行い、最終試験と併せて評価を行います。